Stellantisジャパンは、コンパクトSUVフィアット「600」に、同ブランド初となるマイルドハイブリッド搭載モデル「600ハイブリッド」をラインナップ。これにより、「600」はBEV(電気自動車)の「600e」とのツープラトンとなった。販売は、2025年5月27日より開始されている。
最大約30 km/h までのEV走行が可能。燃費は23.0km/L
フィアットのコンパクトSUV「600」に、これまでのBEV(電気自動車)「600e」に加え、フィアットブランド初のマイルドハイブリッド搭載モデル「600ハイブリッド」が仲間入りした。グレードはベースの「600ハイブリッド(Hibrid)」と上級の「600ハイブリッド ラプリマ(Hybrid La Prima)」となる。

モーターのアシストによる力強い加速を楽しめる。
そのパワートレーンは、新開発の1.2Lガソリンターボエンジン(136ps/51Nm)と新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムとの組み合わせで、トランスミッションはモーター内蔵の6速DCT(デュアルトランスミッション)となる。
走行性能はモーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を味わえるという。しかも、走行状況によるが、最大約30 km/h までのEV走行が可能だ。
燃費向上の工夫も怠りない。信号待ちの多い市街地走行では1時間あたり約50% をEV走行とし、中速域で安定した走行では状況に応じてエンジン走行とEV走行を切り替え、高速での定速走行はエンジン走行のみとなる。これによりWLTCモード23.0km/L(600ハイブリッド ラプリマ)の高燃費を実現している。

信号待ちの多い市街地走行では1時間あたり約50% をEV走行でまかなう。
安全運転支援システムとしては、アダプティブクルーズコントロール(STOP & GO機能付)とレーンポジションアシストが搭載されている。