BMWのコンパクトSAV「X1」にクリーンディーゼル搭載モデルがラインナップ追加されたのが2016年のこと。そもそもの燃料費の安さに加えて、クラストップレベルのモード燃費19.5km/Lととってもお財布に優しい!ちょいふるレベルの低年式車でも、質の良い個体が揃っているところもポイントと言えそう・・・というワケで、「ちょいふるジョイフル事業部」としても、良さげな「タマ」を鋭意物色中です。
クラス唯一のディーゼル・エンジン搭載モデルとして誕生
最近、購入した平成18年式レクサスSC430は、国産車のくせにしっかり無鉛プレミアム仕様。補助金復活とはいえ、やっぱりお高いガソリン代を痛感しています。お迎え先での初めての給油では59Lを一気飲みして、いきなり1万円越え!そりゃ苦笑いもしたくなります。そもそも燃料タンク容量が75Lもあるから、仕方ないんですけどね。

BMW X1 xDrive 18d Mスポーツ。Mエアロダイナミクスパッケージや専用サスペンションなどが装備され、スポーティな印象にまとめられていた。

先代モデルから全長が30mm短くなり、全高が35mm高められたことにより、取り回しの良いコンパクトなボディ・サイズを実現していた。
対照的に、奥さん用のマツダ デミオXDは本当にお財布に優しい!1回の給油で1000円台で収まったりすると、「もうディーゼルしか乗れないかも」と本気で思ったりする瞬間もあります。
そんな目線で「ディーゼルで乗るのが嬉しいちょいふる名車」を探していたところで、興味を抱いているのが「BMW X1」2代目から設定された、クリーンディーゼルモデルでした。日本でのデビューは2016年9月23日、10月1日から販売がスタートしています。
「BMW X1 xDrive18d」は、クリーンディーゼル・エンジン搭載車としては「唯一のプレミアム・コンパクトSAV」を謳っていました。搭載されているのは2L 直列4気筒ツインパワー・ディーゼルターボで、BMWが新世代パワートレーンとして展開する「BMW EfficientDynamics」ファミリーのひとつです。
このエンジンは、当時最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを組み合わせることで、最高出力110kW(150ps)/4,000rpm、最大トルク330Nm(33.7kgm)/1,750-2,750rpmを発揮しています。
航続距離の長さも、ディーゼルならでは。8速ATとオートスタート/ストップ機構などの採用によって、JC08モードは19.6km/Lを誇っていました。タンク容量は51Lでしたから、頑張れば満タン1000kmも可能かもしれません。
しかも、インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載。電子制御式多板クラッチシステムによる前後輪トルクの最適配分など、優れたドライバビリティと卓越したロード・ホールディング性を実現しています。