シャオミのフラッグシップEVがバーチャルの世界を駆け巡る
スマートフォンや家電製品で世界的な存在感を確立してきた「シャオミ」が、自動車業界においてもその革新性を発揮している。この度、同社は世界的に人気の高いドライビングシミュレーションゲームシリーズ「グランツーリスモ」との、戦略的パートナーシップを発表した。

シャオミが2024年に発売した初のEV「シャオミ SU7」の最上位モデルが「SU7ウルトラ」。
この画期的な提携により、シャオミが満を持して投入するフラッグシップ電気自動車「シャオミ SU7ウルトラ」が、PlayStation 4およびPlayStation 5向け「グランツーリスモ7」に登場することになった。
これはシャオミの自動車が同シリーズにラインナップされる初の事例であり、自動車業界とゲーム業界の垣根を越えた新たな協業モデルを提示している。
グランツーリスモシリーズは、実車の挙動や性能を限りなく忠実に再現することで知られる。その高精度な物理エンジンと映像美は、単なるゲームの枠を超え、リアルな自動車文化との融合を果たしてきた。
今回のシャオミとのパートナーシップは、バーチャルとリアルをつなぐもう一つの架け橋として機能し、自動車産業とデジタルエンターテインメントの境界を曖昧にしつつある。
シャオミ SU7ウルトラの圧倒的なパフォーマンスと革新技術とは」

シャオミ SU7ウルトラの最高速は350km/h超、0→100km/h加速性能は1.98秒と公表されている。
ゲームへの登場が決定したシャオミ SU7ウルトラは、2024年にデビューしたシャオミ初のEV「SU7」シリーズのフラッグシップモデル。
パワートレーンは最新鋭の自社開発「HyperEngine V8」(3モーター構成、2万7200rpm、最高出力1548ps)を搭載。これまでの4ドアEVの常識を覆すスペックを持ち、ドライビング性能とラグジュアリーな佇まいを両立している。
また、車両の安全性能とハンドリング性能を極限まで高めるため、モータースポーツの聖地としても知られるニュルブルクリンクサーキットでの徹底的なテストが敢行された。
過酷な走行条件下での検証を通じて、SU7ウルトラは高い次元での安定性と操縦性を確保しており、リアルワールドでの走行性能にも一切の妥協がないことを証明している。