日本限定1台!BMW XM by Kith、走るアートとして登場
BMWが2025年に仕掛ける2つのエクスクルーシブな限定モデル「BMW XM by Kith」と「M4 CS Edition VR46」は、いずれも“ライフスタイル”と“性能”を極限まで昇華した作品として話題となっている。

ボディカラーの「BMW インディヴィジュアル・フローズン・テクノ・バイオレット・メタリック」は、この限定モデルにのみ使用され、BMWが再び使用することはないという。
まず、アメリカ・ニューヨークを拠点に置く世界的ストリートウェアブランドKith(キス)とのコラボレーションによって生まれた「BMW XM by Kith」。
BMW初のオリジナルMモデル「XM」をベースに、ラグジュアリー×ハイパフォーマンスの新境地を切り拓く一台となっている。
全世界47台限定(M1の登場から47年にちなんだ設定)、パワートレインはM HYBRIDプラグインハイブリッドで、最大出力550kW(748ps)、0→100km/h加速はわずか3.8秒。
専用色となる「BMW インディヴィジュアル・フローズン・テクノ・バイオレット・メタリック」塗装はKithによる特別開発で、BMWの歴史を彩った紫系カラーの復刻とも言える意匠となる。

BMW XM by Kith (前)

BMW XM by Kith (後)

BMW XM by Kith (横)
内装では、Kithモノグラムを配したMerinoレザーシートや、ヘッドレストに組み込まれたイルミネーションロゴ、ドアシルに“1/47”と入るなど、細部にまで世界観が貫かれている。
さらに後席には“M Lounge”と称する専用空間が整えられ、パープルの間接照明と抱き枕によって贅沢さが演出される。
BMW XM by Kithは日本国内において1台限定での導入となり、価格は2650万円となる。

シートのヘッドレスト下には、MストライプをあしらったKITHのロゴを装着。

センターコンソールのアームレストには、Kithのモノグラムパターンのエンボス加工が施されている。

後席のシート表面にはKithのモノグラムがエンボス加工され、2つのクッションにはKithのロゴがあしらわれている。
また、2024年12月のアートバーゼル・マイアミでは、一点物のXMコンセプトと1981年製「BMW M1 E26 by Ronnie Fieg.」も同時公開。
Kithとのファッションコレクションも連動し、象徴的アイテムがラインナップされるなど、単なる“クルマ”ではなく“カルチャーの結節点”としての存在感を放っている。

右がBMW XM by Kith Concept、左がBMW M1 E26 by Ronnie Fieg.