2025年6月30日(欧州現地時間)、ポルシェ ルクセンブルクは、ポルシェ初の輸入代理店として創業してから75周年を迎えたことを記念して、ルクセンブルクのアーティストなどと共同で、911GT3のスペシャルモデル「ルクセンブルク レガシー」を発表した。

インテリアにはルクセンブルク国歌も刺繍される

画像: ヘッドライナー(ルーフ内張り)に刺繍された、ルクセンブルク国歌の一節と国土の輪郭。

ヘッドライナー(ルーフ内張り)に刺繍された、ルクセンブルク国歌の一節と国土の輪郭。

インテリアでは、1859年にミシェル・レンツによってルクセンブルク語で書かれた大公国の国歌の冒頭の一節が、レーステックスのヘッドライナー(ルーフ内張り)に、国土の輪郭とともに刺繍されている。このために特別な刺繍機が使われた。国歌の抜粋はシュナイダー自身の手書きでレイアウトされ、アーティストにとって最も重要な部分には十字架が付けられている。

ヘッドライナーに施されたこの精巧な刺繍は、このプロジェクトのハイライトであると同時に、ゾンダーヴンシュ プログラム史上初の試みでもある。前後のバックレストのシートセンターパネル、ドアセンターパネル、センターコンソールの収納コンパートメントのリッドも同様で、すべてグラファイトグレーでライオンのグラフィックが控えめにプリントされている。

さまざまなライオンを、あらかじめひとつひとつ描き、アーティスティックな仕様にしたがって、透明な背景とともに、繰り返しモチーフが描かれたリピートパターンに転写する必要があった。その後、多段階のローラープリント工程でカスタマイズされ、表面は摩耗から保護するためにシールされている。アダプティブ スポーツシート プラスの背もたれもカスタマイズされ、インサートは初のサテン仕上げアルミニウム製で、ブラックと洗練されたホワイトの「Vive」の文字があしらわれている。

ドアシルガードもブラッシュドブラックのアルミニウム仕上げで、ジャック・シュナイダー直筆の「Porsche Lëtzebuerg」の文字がイルミネーションで照らされる。ペダルとフットレストはアルミニウム製で、アクセルペダルはエクステリアのアクセントカラーと同じファイヤーレッドで仕上げられている。

ゾンダーヴンシュ プログラムによって創られた、この「ポルシェ ルクセンブルク レガシー」、車両価格などは発表されていない。日本にやって来ることも難しそうだが、一度は実車を見てみたいものだ。

画像: この「ポルシェ ルクセンブルク レガシー」、一度は実車を見てみたいものだ。

この「ポルシェ ルクセンブルク レガシー」、一度は実車を見てみたいものだ。

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