2024年8月1日(現地時間)、F1第14戦ハンガリーGPが首都ブタペスト近郊のハンガロリンクで開幕する。1986年に東欧で初めてF1が開催されたハンガリーGPは今年で40周年を迎える。全24戦で行われるシーズンはすでに後半戦に入っているが、このイベントの後、グランプリは4週間のサマーブレークに入るだけに、どのチームもいい形で秋を迎えたいところだろう。

ピレリの分析「タイヤ戦略が結果を大きく左右する一戦となる」

ハンガリーGP開幕に向けて、タイヤを供給するピレリは「ハード=C3、ミディアム=C4、ソフト=C5の3種類を選択しました。この組み合わせは、昨年までは最も柔らかいセットでした。今シーズンからはさらにソフトな「C6コンパウンド」が導入されていますが、今回は採用が見送られました。ハンガロリンクはタイヤへの負荷はそれほど高くありませんが、この時期のハンガリーは非常に暑く、高温による熱劣化(サーマルデグラデーション)が摩耗要因となるからです。実際、昨年のハンガリーGPでは、シーズン中で最も高い路面温度58.6度が計測されました。また昨年は2ストップ戦略が主流となり、C3(ハード)とC4(ミディアム)を組み合わせたさまざまなパターンが見られましたが、角田裕毅は唯一1ストップ戦略をとり、確実なタイヤマネジメントを披露して9位に入賞しました。今年もタイヤ戦略が結果を大きく左右する一戦となる可能性も高く、チームやドライバーたちの判断にも注目が集まりま」と分析している。

画像: ハンガリーGPを前にピレリが公開した分析データ。

ハンガリーGPを前にピレリが公開した分析データ。

さて2025年はどんなレースとなるのか。第14戦ハンガリーGPは日本時間8月1日20時30分(現地時間13時30分)から始まるフリー走行で開幕する。

2025年F1第14戦ハンガリーGP タイムスケジュール

フリー走行1回目:8月1日13時30分〜14時30分(日本時間20時30分〜21時30分)
フリー走行2回目:8月1日17時〜18時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:8月2日12時30分〜13時30分(日本時間19時30分〜20時30分)
予選:8月2日16時〜17時(日本時間23時〜24時)
決勝(70周):8月3日15時〜(日本時間22時〜)

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