ベントレーは2025年7月30日(英・現地時間)、「マリナー パーソナル コミッショニング ガイド」にオープンポア仕上げのウッドヴェニアと、カラーティントを施したカーボンファイバー ヴェニアを新たに導入し拡充したことを発表した。

木の温もりから金属の煌めきまで、細部に宿る美学

ベントレーの「マリナー(Mulliner)」は、ベントレーにおける最高峰のビスポーク部門であり、カスタマーの要望に応じて、細部に至るまで個別に仕立てられる特別仕様の数々を手がけてきた。

現在、ベントレー車の4台に1台がマリナー仕様でオーダーされているという事実は、このブランドがオーナーの深い共感を得ている証だろう。

画像: 今回、「マリナー」のアップデートは、コンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガ(写真)といったフラッグシップモデルに対応する。

今回、「マリナー」のアップデートは、コンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガ(写真)といったフラッグシップモデルに対応する。

新たな選択肢の中でも特に注目すべきは、オープンポア仕上げのウッドヴェニアである。この仕上げは非常に薄いマットラッカーを塗布することで、木材本来の木目や質感、そしてぬくもりを最大限に引き出す。

ラッカーの使用量を従来のグロス仕上げに比べて90%も削減しながらも、心地よい触感と柔らかな光沢をもたらし、天然素材ならではの美しさを際立たせている。

波打つ木目が特徴の「ヴァヴォナ」や、洗練された現代的な雰囲気を醸し出す「リキッドアンバー」など、木材の個性を活かしたラインナップが用意されている。

画像: 美しさが一層際立つ波打つ木目が特徴の「ヴァヴォナ」。

美しさが一層際立つ波打つ木目が特徴の「ヴァヴォナ」。

画像: 光沢感と深みのある色調が魅力の「リキッドアンバー」。

光沢感と深みのある色調が魅力の「リキッドアンバー」。

一方で、現代的でテクニカルな雰囲気を好むオーナーには、カーボンファイバー製のヴェニアに新たに追加された4種のカラーティント(ダムソン、キングフィッシャーブルー、インペリアルブルー、カンブリアングリーン)が用意されている。カーボンの織り目と彩色のバランスが、知的でアグレッシブな印象を与える。

さらにヴェニア表面には、高光沢のピアノ仕上げも施すことができ、エクステリアやレザーインテリアと同色系で100色以上の組み合わせが選べるのも魅力だ。ダッシュボードからドアパネルにかけて手描きのピンストライプを入れることも可能で、細部までこだわり抜いた仕様を追求できる。

画像: 繊細なピンストライプを施して、外装色や室内色に合わせたコーディネートも可能。

繊細なピンストライプを施して、外装色や室内色に合わせたコーディネートも可能。

画像: 高光沢のピアノ仕上げを施し、より高級感を増している。

高光沢のピアノ仕上げを施し、より高級感を増している。

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