ステランティス グループがプロデュースする「アルファロメオ」ブランドから新型コンパクトSUVの「ジュニア(Junior)」が日本デビュー。ハイブリッド車「プレミアム」のディテールを写真で紹介しよう。

マイルドハイブリッド車とバッテリー電気自動車を設定

2024年にワールドプレミアされたときは「ミラノ」という車名だったが、イタリアでは自国外で製造された(ジュニアはポーランドで生産)製品にイタリアを連想させる名称を使用することを法律で禁止しているため、1960年代の「GT1300ジュニア」をインスパイアして車名を変更した「ジュニア」。

全長は4.2m足らず、全幅も1.8mを切るコンパクトなサイズながら、スタイリングは筋肉質で力強いもの。3眼ヘッドランプや三つ葉形状のフロントグリル、テールをスパッと切り落としたコーダトロンカなどが特徴的だ。

インテリアもエクステリア同様にスポーティで、撮影車の「イブリダ(イタリア語でハイブリッドの意味)プレミアム」はファブリック/テクノレザーのコンビシートやレザーステアリングホイールなどを装備し、伝統のテレスコープデザインのメータークラスターや10.25インチのタッチスクリーンなどを装備する。

日本仕様もパワートレーンは、マイルドハイブリッド(MHV)とバッテリー電気自動車(BEV)を設定。撮影車のMHVは1.2Lの直3 DOHCガソリンターボエンジンに電気モーターを内蔵した6速DCTと48Vバッテリーを組み合わせた、いわゆる48Vマイルドハイブリッドだ。

エアコンがフル稼働する真夏の都会の試乗では、停車中などはエンジンが停止しているものの発進するとすぐにエンジンがかかるが、頻繁にアイドリングストップするので燃費向上には効果がありそうだ。コンパクトなサイズで街中では軽快にキビキビ走り、ハンドリングもスポーティな走りを楽しむにはちょうど良い。

室内やラゲッジルームの広さも十分で、アルファロメオのスポーティさを味わってみたいと思うアルファロメオ初心者?にも最適なモデルといえるだろう。

アルファロメオ ジュニア イブリダ プレミアム 主要諸元

●全長×全幅×全高:4195×1780×1585mm
●ホイールベース:2560mm
●車両重量:1330kg
●エンジン:直3 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1199cc
●最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
●最大トルク:230Nm/1750rpm
●モーター最高出力:16kW/4264rpm
●モーター最大トルク:51Nm/750−2499rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・44L
●WLTCモード燃費:23.0km/L
●タイヤサイズ:215/55R18
●車両価格(税込):468万円

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