ステランティス グループがプロデュースする「プジョー」ブランドから、次世代フラッグシップと謳う新型3008が日本デビュー。そのディテールを写真で紹介しよう。

ステランティス新開発のプラットフォームを初採用

2009年に登場した初代はモノスペース的クロスオーバー、2016年に登場した2代目はSUVとなった3008だが、今回の3代目となる新型はファストバックのクーペSUVとなった。フレームレスのフロントグリルに並ぶボディ同色のグリッド、ライオンの爪跡をモチーフにしたLEDデイタイムランニングランプ、立体造形の3本LEDテールランプなど、最新のプジョー車らしいスタイリッシュなデザインだ。

インテリアでは、21インチのパノラミックスクリーンを小径ステアリングホイールの上から見る「パノラミック iコクピット」を採用。機能性とデザインを融合したモダンな空間を生み出している。クーペSUVとなったが従来型より少しサイズアップしたので、室内の居住性は向上し、ラゲッジルームも十分に広い。

日本仕様のパワートレーンは、まず1.2L 直3ガソリンターボに電動モーターを内蔵したDCTを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドから導入。このシステムは、以前に紹介したフィアット 600アルファロメオ ジュニアと基本的に同じものだ。なお、2025年内にはバッテリー電気自動車の「E-3008」も導入予定だ。

プラットフォームにはステランティス グループが新開発した「STLA ミディアム」プラットフォームを採用し、フィアット 600やジュニアより300kg近く重い車両重量を感じさせない十分にパワフルな走りを見せる。しかも、乗り味はかなりしっかりしており、静粛性も高い。ADASをはじめ安全&快適装備も充実しており、プジョーの次世代フラッグシップにふさわしい資質を備えた新型3008の登場で、Bセグメント SUVの市場は、ますます激戦区になっていきそうだ。

プジョー 3008GT アルカンタラパッケージ ハイブリッド 主要諸元

●全長×全幅×全高:4565×1895×1665mm
●ホイールベース:2730mm
●車両重量:1620kg
●エンジン:直3 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1199cc
●最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
●最大トルク:230Nm(23.5kgm)/1750rpm
●モーター最高出力:16kW/4264rpm
●モーター最大トルク:51Nm/750−2499rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・55L
●WLTCモード燃費:19.4km/L
●タイヤサイズ:225/55R19
●車両価格(税込):558万円

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