2025年8月19日、アウディ ジャパンはEVのフラッグシップ「eトロンGT」シリーズの全面的アップデートを発表。「S eトロンGT」と「RS eトロンGT パフォーマンス」の2モデルを日本に導入する。

アップデートを記念した限定モデルも登場

画像: フロントマスクの印象は従来型からかなり変わった。

フロントマスクの印象は従来型からかなり変わった。

ボディスタイルは従来型と基本的に変わらないが、フロントマスクが一新された。隙間のないボディ同色のパネルで構成されるグリルと、その周囲を囲むブラックのマスクが電気自動車であるeトロンの個性を際立たせる。新たなコーポレートアイデンティティの2次元デザイン フォーリングスや、ブラックマスク上部のボディ同色ペイントストリップが、モダンかつ先進的な印象を強調している。

ホイールデザインもアップデートされた。Sモデルには、20インチのポリッシュ仕上げマルチスポーク Sデザイン アルミホイール、RSパフォーマンスには、20インチのブラックポリッシュ仕上げ5スポーク エアロモジュール アルミホイールを標準装着。

インテリアにも、エクステリア同様、新しいCIが反映され、シート、ステアリングホイール シルプレート、デジタルコンテンツのデザインが見直された。インテリアの素材には、リサイクル ポリエステルとアウディ車で使用したファブリックの残布で作られたマイクロファイバー素材のダイナミカと、ファブリックのカスケードを採用。カーペットやフロアマットは、生産廃棄物、ファブリックやカーペットの残布、古い漁網などから100%リサイクルされたナイロン繊維素材のエコニール製だ。

バッテリーの総電力量は105kWhだが重量は9kg削減されて625kgになった。また回生システムから得られるエネルギーも、従来の最大290kWから最大400kWに増加した。ドライバーは回生システムを手動または自動に切り替えることができ、シフトパドルを使用すれば回生レベルを3段階で変更できる。

急速充電は最大150kWに対応し、33分で10%から80%までの充電が可能。普通充電は、最大8kWまで対応する。WLTCモードの一充電走行距離は、Sモデルが648km、RSパフォーマンスが631kmとなっている。

画像: 日本では25台が限定発売される、RS eトロンGT パフォーマンス エクスクルーシブエディション。

日本では25台が限定発売される、RS eトロンGT パフォーマンス エクスクルーシブエディション。

なお、新型eトロンGTシリーズの世界的な販売を記念して、限定モデル「RS eトロンGT パフォーマンス エクスクルーシブエディション」が全世界で299台、日本では25台が発売される。スペシャルボディカラーのアラビカグレーメタリックをはじめ、ボディ同色の6ツインスポークRSデザイン アルミホイール、フレッシュなミントグレーとモダンなモラバイオレットがディテールまで配されたインテリアなど、数多くのスペシャルアイテムを採用している。

車両価格(税込)は、S eトロンGTが1728万円、RS eトロンGT パフォーマンスが2469万円、同エクスクルーシブエディション(限定車)が3129万円となっている。ハンドル位置は、限定車は右のみだが、それ以外は左右とも選べる。

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