「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、マクラーレン MP4-12Cスパイダーだ。

マクラーレン MP4-12Cスパイダー(2013年:車種追加)

以前にクーペモデルであるMP4-12Cのインプレッションは紹介したが、そのオープンモデルとなるMP4-12Cスパイダーも登場。スペインで行われた国際試乗会のレポートをお届けしよう。

画像: 完全自動2ピース仕様のリトラクタブルハードトップは、30km/hまで走行中でも17秒未満で開閉操作ができる。

完全自動2ピース仕様のリトラクタブルハードトップは、30km/hまで走行中でも17秒未満で開閉操作ができる。

マクラーレン オートモーティブは、前後してMP4‐12Cに2013年モデルとしてのマイナーチェンジを実施した。リアミッドに搭載される3.8LのV型8気筒ツインターボエンジンは、さらに25psパワーアップされ、最高出力は625psとなった。組み合わされる7速SSG(DCT)の改良や、スタビライザーを装備せず、その機能をダンパーの油圧制御に委ねた、プロアクティブ シャシ コントロールのセッティングなども、さらに最適化された。今回試乗したスパイダーにももちろん、この最新の仕様が与えられている。

軽量なカーボンファイバー製のリトラクタブル ルーフは、車速が30km/h以下ならば、走行中でも約17秒でオープン&クローズが可能だ。クローズ時には、キャビン後方にある収納スペースは、52L分のラゲッジルームとして、それを使用することもできる。フロントにある144L分のトランク(フランク)と合わせれば、スーパースポーツとしては必要にして十分な実用性を発揮するのは、うれしいところだ。

オープン化による重量増は40kg。同時にエアロダイナミクスも変化しているはずだから、クーペとスパイダーの走りの違いは、厳密には皆無ではない。だが、実際にこの両車の違いというものをドライバーに感じさせないのは、基本構造を担うカーボン製モノコックタブの、驚異的な強靭さに第一の理由がある。

画像: ルーフ部はキレイにハードトノカバーに収納され、オープンエアを開放的な気分で楽しむことができる。

ルーフ部はキレイにハードトノカバーに収納され、オープンエアを開放的な気分で楽しむことができる。

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