2025年9月22日(現地時間)、ヒョンデモーターカンパニー(以下ヒョンデ)は米国ニューヨークで「CEO Investor Day」を開催し、野心的な成長戦略を発表した。この「CEO Investor Day」は投資家やステークホルダーに向けて中長期的な戦略を共有するイベントで、今回初めて韓国外で開催された。製品拡充、生産体制の強化、そして技術革新に対する強いコミットメントが示されている。

2030年までに世界販売555万台を達成する目標を改めて表明

アメリカ・ニューヨークで開催された「CEO Investor Day」で、ヒョンデのホセ・ムニョスCEOは戦略的な製品拡大、先進的な電動化技術、そして自動車体験を再定義するソフトウェア定義型機能を通じ、ヒョンデをグローバルなモビリティリーダーへと変革させていくビジョンを発表し、次のように語った。

「自動車業界が未曾有の変革期を迎える中、ヒョンデは魅力的な製品群、柔軟な生産体制、技術的リーダーシップ、優れたディーラーネットワーク、そしてグローバル規模という独自の強みを兼ね備えており、競争に勝ち抜く絶好のポジションにあります。当社はあらゆるセグメントで電動化モデルを提供し、主要市場での現地生産を推進し、ソフトウェア定義型車両から次世代バッテリーに至るまでの革新的技術を活用しています。迅速な適応力、ヒョンデグループの50社以上の関連会社の総合力、そしてお客様への揺るぎないコミットメントによって、当社はステークホルダーに対し大きな価値を提供し続けます。ヒョンデと共にある今こそ、素晴らしいタイミングです」

具体的には、2030年までに世界販売555万台を達成する目標を改めて表明。そのうち電動化車両は全販売台数の約60%にあたる330万台に達する見込みで、特に北米、欧州、韓国市場での大幅な成長が期待されている。

この目標のために、2030年までにハイブリッド車のラインナップを18車種以上へと拡大し、2026年からはラグジュアリーブランド「ジェネシス(Genesis)」にもハイブリッドモデルを投入。また、次世代「TMED-II」技術を採用した新型「Hyundai Palisade Hybrid」の販売も開始する。さらに、2030年までに北米市場で初の中型ピックアップトラックを投入し、米国自動車市場の中心的セグメントでの存在感拡大を図るとしている。

画像: 2030年までに世界販売555万台を達成するために、ハイブリッド車のラインアップを18車種以上へと拡大する計画も明らかになった。

2030年までに世界販売555万台を達成するために、ハイブリッド車のラインアップを18車種以上へと拡大する計画も明らかになった。

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