ルノー・ジャポンは、大幅にブラッシュされた新型「ルーテシア」をリリース。新ルノーデザインとスポーツシックで上質な内外装の「エスプリ アルピーヌ」モノグレードとし、パワートレーンは、燃費とパワーが向上したルノー独自のフルハイブリッドE-TECHを採用。2025年10月9日より販売が開始される。

システム最高出力が3ps、燃費が0.2km/Lアップ

パワートレーンも進化を見せている。搭載されるフルハイブリッドE-TECHは、システム最高出力が従来の140psから143psに向上し、燃費も0.2 km/L向上して25.4 km/L (WLTCモード)となった。この燃費値は輸入車ナンバー1を誇る数値だ。

画像: システム最高出力が140psから143psにアップ。ボディカラーは、30台限定ロ一ンチ記念限定色ブラングラシェ。

システム最高出力が140psから143psにアップ。ボディカラーは、30台限定ロ一ンチ記念限定色ブラングラシェ。

車両重量が10 kg軽量化されたことも預かってのことで、2030年度燃費基準100%達成のエコカー減税対象となっている。

ちなみにフルハイブリッドE-TECHとは、F1で培ったノウハウを活用し、ルノーが独自に開発したハイブリッドシステムのことだ。メインモーターのE-モーターとHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)のふたつのモーターとl.6L 4気筒自然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐ電子制御ドッグクラッチマルチモードATで構成される。

発進時は低速域で効率の高いモーターのみで駆動し、中速域ではモーターとエンジンを最適に組み合わされる。そして、高速域では巡行時には効率の高いエンジンを積極的に使用し、追越し時にはエンジンにモーターのアシストが加えられる。

減速エネルギーの回収も行い、電気に変換してバッテリーの充電を行い、ギアポジションをBにすると、アクセルオフ時の減速Gが大きくなり(回生ブレーキが強く作動し)、ワンペダル走行が可能となる。

また、E-SAVE機能を使用すると、バッテリーの充電量を40%以上に維持し、モーターのアシストを最適化してくれる。

画像: モータースポーツで得たノウハウが遺憾無く詰め込まれた電子制御ドッグクラッチマルチモードAT。

モータースポーツで得たノウハウが遺憾無く詰め込まれた電子制御ドッグクラッチマルチモードAT。

先進の運転支援・駐車システムでは、360度カメラ、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブエマージェンシーブレーキなど多くの機能が引き続き装備され、後退時に接近する車両を検知するリアクロストラフィックアラートが新たに装備されている。

ルノー「ルーテシア エスプリアルピーヌフルハイブリッドE-TECH」主要諸元

●全長×全幅×全高:4075×1725×1470mm
●ホイールベース:2585mm
●車両重量:1300kg
●エンジン:直4DOHC+モーター
●総排気量:1597cc
●最高出力:69kW(94ps)/5800rpm
●最大トルク:148Nm/3200rpm
●メインモーター最高出力:36kW(49ps)/1677-6000rpm
●メインモーター最大トルク:205Nm/200-1677rpm
●サブモーター最高出力:15kW(20ps)/2865-10000rpm
●サブモーター最大トルク:50Nm/200-2865rpm
●トランスミッション:電子制御ドッグクラッチ マルチモードAT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:プレミアム・42L
●WLTCモード燃費:25.4km/L
●タイヤサイズ:205/45R17
●車両価格(税込):399万円

This article is a sponsored article by
''.