2025年10月14日、メルセデス・ベンツはショーカーのコンセプトモデル「ビジョン アイコニック」を上海で発表した。

次期Sクラスは、こんなスタイリングになる!?

画像: サイズは公表されていないが、全長もホイールベースもかなり長そう。それゆえ4WSも採用している。

サイズは公表されていないが、全長もホイールベースもかなり長そう。それゆえ4WSも採用している。

ビジョン アイコニックのような近未来のモデルには、自動運転など多くの機能が搭載されるため、エネルギー需要は大幅に増加する。それゆえ、効率性は極めて重要な要素となるため、メルセデス・ベンツでは人工ニューラル ネットワークの研究を通じ、コンピュータ アーキテクチャーの新たな分野を切り開こうとしている。

これによりAIの計算能力は大幅に省エネ化され、しかも高速化される。安全装備では、視界不良時でも交通標識や車線、他の道路利用者をより正確に認識して反応し、現行システムと比べて10倍の効率化を目指している。このビジョン アイコニックでは、都市部においてもレベル2の自動運転機能が標準装備されている。将来的には、レベル4の高度自動運転支援システムのとUSA委を目指している。

高速道路でレベル4のシステムを始動させると、ドライバーは交通状況に煩わされることなく、動画を見たり、仮眠をとったりしてくつろぐことが可能となり、クルマは豪華なラウンジへと変貌する。目的地に着けば、高度な自動駐車機能でドライバーを必要とせずに駐車が可能だ。

ビジョン アイコニックではステア by ワイヤ機能も採用しているため、ハンドルの操作力を低減している。また全長の長い車両ゆえ、リアアクスルステアリング(後輪操舵)も採用しているため、ハンドリングが向上し、また駐車も容易にしている。

このビジョン アイコニック、次期Sクラスのデザインプロトタイプとも噂されているが、現段階では不明だ。また、ジャパンモビリティショー 2025への出展も期待したいところだが、それも残念ながらかなわないようだ。

画像: ビジョン アイコニックのプレゼンを行う、メルセデス・ベンツ グループAG 最高デザイン責任者のゴードン・ワグナー氏。

ビジョン アイコニックのプレゼンを行う、メルセデス・ベンツ グループAG 最高デザイン責任者のゴードン・ワグナー氏。

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