300万ポンド(約6億円)の限定29台は既に完売!

インテリアのデザインはレヴエルトと似ているが、カーボンファイバーを多用している。
エクステリアでは、張り詰めた流線形を広がりのある力強い面と組み合わせたフロントまわり、2つの大きなエアインテークが設けられたフード、シャープなデザインのライトクラスターなどが特徴的だ。サイドシルエットは、フロントからリアまで、エッセンツァSC V12にインスパイアされた1本のラインで描かれている。リアエンドには可動式スポイラーが備わり、アイコニックなY字型のテールランプやカーボンディフューザーなどが引き締めている。
インテリアは3つのディスプレイによるミニマリズムにかなったデザインで、大半の操作ボタンは不要とされている。センターコンソールからドアパネル、バケットシートなどは、ほとんどカーボンファイバー製だ。
その車名はランボルギーニの流儀に則って、2002年にメキシコで活躍した闘牛の名に由来している。また、スペイン語で「驚異的な」という意味もある。ランボルギーニ史上もっともパワフルなV12エンジンを搭載した、29台限定のスーパーPHEV「フェノーメノ」。車両価格は300万ポンド(約6億1200万円!)といわれているが、既に完売しているという・・・。日本人オーナーも、いるらしい。
なお、今回のランボルギーニ デイ ジャパン 2025では、カスタマイズプログラムの「アドペルソナム」で仕上げられた世界で1台のレヴエルト「アニマエ(Animae)」もアジア初公開されたほか、レヴェントン、シアン、チェンテナリオ、ミウラSVRといった歴代のフューオフモデルやクラシックモデルも展示され、約100台以上のランボルギーニ車によるパレードも行われた。

日本の国旗をインスパイアしたという、レヴエルト「アニマエ」。既に売約済みだという。
ランボルギーニ フェノーメノ 主要諸元
●全長×全幅×全高:5014×2076×1161mm
●ホイールベース:2779mm
●車両重量:1770kg(推定)
●エンジン種類:V12 DOHC+3モーター
●総排気量:6498cc
●エンジン最高出力:835ps/9250rpm
●エンジン最大トルク:725Nm/6750rpm
●モーター合計出力:245ps
●システム最高出力:1080ps
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:電動4WD
●タイヤサイズ:前265/30ZRF21、後355/25ZRF22



