ルノーグループは、かつてブランドアイコン的存在だった初代「トゥインゴ」を、電気自動車(EV)「E-Tech electric」として復活させた。新型「トゥインゴ E-Techelectric」は、初代を受け継ぐ遊び心と、シティモビリティの課題をみごとに融合させている。使い倒して楽しめる、チャーミングなBEVの誕生だ。

多彩なニーズに応えるための実用性にも妥協なし

新型トゥインゴは、初代の血統を継ぐ決意を、全身で表現している。

画像: ルーツへのオマージュであると同時に、未来への飛躍でもある。

ルーツへのオマージュであると同時に、未来への飛躍でもある。

画像: デュアルスクリーンと新しいインターフェースを採用し、現代的なデジタル体験を提供。

デュアルスクリーンと新しいインターフェースを採用し、現代的なデジタル体験を提供。

ワンボックス・シルエットをモダンに再解釈したプロポーション、「笑顔」のような表情を持つLEDシグネチャー、丸みを帯びたリアウィンドウや半月型のテールライトなど、愛され系のエキストラスキルが満載だ。性別も世代も、あるいは国を飛び越えて愛されそうな外観を形成している。

ボンネット上の3つの通気口のようなデザインディテールは、バッテリー残量を示すデジタルディスプレイを搭載する可能性が示唆されている。遊び心を反映したオリジナルフォントのバッヂまでもが、ひときわ強い個性的で魅せる。

全長は3.8m以下ながら、十二分なホイールベースのゆとりによって、非常に広い室内空間を備えている。全バージョン5ドアで独立したスライド式リアシート2席を備える。助手席の折りたたみ式バックレストなど、これまでにない多用途性を実現し、あらゆるニーズに対応するために最適化されているところも、新型トゥインゴの特徴と言えそうだ。

画像: 助手席背もたれには、フォールディング機能を備える。

助手席背もたれには、フォールディング機能を備える。

画像: より上位の市場で見られる運転支援システムと、Googleを内蔵したOpenR Linkマルチメディアシステムが搭載されている。

より上位の市場で見られる運転支援システムと、Googleを内蔵したOpenR Linkマルチメディアシステムが搭載されている。

シティ派である以上、過度な速さや長距離性能は求めていない。電気モーターの最高出力は60kW、WLTP航続距離は最大で263kmほどになる。パフォーマンス的には、いろいろな意味で割り切った部分もありそうだ。

一方で、ADAS類の充実度はしっかり上位モデルに迫る。先進の運転支援システムと、Googleを内蔵したOpenR Linkマルチメディアシステムを、ルノー曰く「このセグメントで初めて」採用しているという。

ルノーブランドCEO ファブリス・カンボリブ氏のコメント

「2万ユーロ未満という価格で、欧州生産、脱炭素化の道筋、あるいは顧客価値に妥協することなく小型電気自動車を提供するという課題に応えるため、私たちは『トゥインゴの精神』、つまり日常、遊び心、創意工夫をデザインの中心に据えた精神に立ち返りました。今日、その新しい100%電気自動車の世代は、ルノーにとって最も重要なこと、すなわち欧州のドライバーの真のニーズ、彼らの習慣、そして手の届きやすさ、感情、責任に対する彼らの期待を理解することに忠実であり続けています。個人的に、私がトゥインゴ E-Tech electricで気に入っているのは、それがそのルーツへのオマージュであると同時に、未来への飛躍でもあるという点です。」

画像: Absolute Red

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画像: Mango Yellow

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