日産自動車は2025年11月17日(現地時間)、北米でブランド初となるプラグインハイブリッド(以下、PHEV)SUV「ローグ プラグインハイブリッド」を発表した。11月21日からのロサンゼルス・オートショーで一般公開され、2026年初頭に米国発売される予定だ。

ファミリーで使える「3列7人乗り」×広大な荷室の実力

ローグ PHEVの大きな特徴が、3列シートの7人乗り設定だ。スライド&リクライニング機構を備えた2列目は前倒し操作も容易で、3列目へのアクセス性が高い。ファミリーユースを念頭に置いた設計で、SUVでありながら実用ミニバン的な利便性を担保している。

荷室も優秀で、3列目を畳んだ状態ではゴルフバッグ4個を収納可能とされる。背の高いキャビンによってマウンテンバイクの積載も容易で、アウトドア志向のユーザーとの相性が良い。70度まで大きく開くリアドアやパワーテールゲートの標準装備など、日々の取り回しを支える工夫も好印象だ。

さらにトランクと後席には120V/1500Wコンセントを搭載。キャンプや車中泊、非常時の電源としても活躍する。

画像: キルティングが深く刻まれたシートは高級感が際立つ。座面やサイドサポートの張りも厚く、ロングドライブでの安定感を期待させる仕上がりだ。

キルティングが深く刻まれたシートは高級感が際立つ。座面やサイドサポートの張りも厚く、ロングドライブでの安定感を期待させる仕上がりだ。

画像: 後席もフロント同様の意匠で統一され、車内全体の質感が高い。足元スペースも余裕があり、大人が長時間乗っても疲れにくい印象だ。

後席もフロント同様の意匠で統一され、車内全体の質感が高い。足元スペースも余裕があり、大人が長時間乗っても疲れにくい印象だ。

なお、公式には発表していないものの、ローグ プラグインハイブリッドのパワートレインは、アライアンス内でPHEV技術をリードする三菱が手がけたアウトランダーPHEVのシステムをベースとしている。

ローグ プラグインハイブリッドは2026年初頭に米国で発売予定。PHEV戦略を強める日産にとって、このSUVは“電動化の本命”として注目すべきモデルとなる。

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