「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、キャデラック ATSだ。

軽快感に満足し、充実した装備類にも感激!

画像: ハンドリングのクイックさはそのままに、ボディと足まわりに一体感があり、非常にバランス良くコーナーを駆け抜けられる。

ハンドリングのクイックさはそのままに、ボディと足まわりに一体感があり、非常にバランス良くコーナーを駆け抜けられる。

情熱的なラグジュアリー ブランド「キャデラック」をを名乗るだけのことはあり、装備面も抜かりはない。例えばBOSE社と共同開発された、アクティブ ノイズ キャンセレーションのおかげで、気分を盛り上げてくれるエンジンサウンドなどはそのままに、不快なノイズだけが抑えられ、快適性は申し分ない。

安全性能もユニークだ。このクラスになると危険を察知すると知らせてくれる機能が付いているのが最近では当たり前の感はあるが、ATSのセーフティ アラート ドライバーシートは、警告灯とともにシートをブルブルと振動させて身体に直接伝えてくれる。警告音に設定することもできるが、ロングドライブで眠気が襲ってきたとか、なんとなく漫然と運転しているなんていう状況には、ブルッときた方が効果テキメンだろう。

他にも、オーディオやエアコンなどをコントロールする統合インターフェイス「CUE」の搭載など、ユーティリティ面もエキサイティングだ。しかも、質感も高い。各種スイッチ類のデザインも凝っていてユニークだ。操作的には慣れが必要だったり、やや反応が鈍い面もあるが、そこはこの後搭載予定のナビゲーションなどの充実とともに改善されてくるだろう。

見た目も乗り味も新しいキャデラックのDセグ セダン、ATS。これで439万円という車両価格は、かなり気になる存在と考える人は多いのではないだろうか。

画像: スポーティで上質なインテリア。ハンドル位置は左のみ。センターダッシュのタッチ式スクリーンには市販時にはナビがインストールされる。

スポーティで上質なインテリア。ハンドル位置は左のみ。センターダッシュのタッチ式スクリーンには市販時にはナビがインストールされる。

キャデラック ATS ラグジュアリー 主要諸元

●全長×全幅×全高:4680×1805×1415mm
●ホイールベース:2775mm
●車両重量:1580kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1998cc
●最高出力:203kW(276ps)/5500rpm
●最大トルク:353Nm(35.9kgm)/1700-5500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・62L
●JC08モード燃費:未発表
●タイヤサイズ:225/45R17
●当時の車両価格(税込):439万円

This article is a sponsored article by
''.