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新しいパワートレーンを搭載したC5は、シトロエンらしいクルマになった【10年ひと昔の新車】
2010年5月、第2世代のシトロエンC5に初のマイナーチェンジが行われた。注目はベーシックグレードのパワートレーンを一新し、新しいエンジンとトランスミッションを採用したことだった。アッパーミドルのサルーン/ワゴンでも、「パワートレーンは出しゃばらず控えめに」、というクルマ作りはいかにもシトロエンらしいものだった。Motor Magazine誌では日本上陸間もなく、独自に試乗テストを行っている。シトロエンらしい独創性はどのように実現されていたのだろうか、今回はその試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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アウディ Q7は大幅改良で大胆なダウンサイジングを実践、SUV市場に衝撃を与えた【10年ひと昔の新車】
2010年、フォルクスワーゲン トゥアレグとポルシェ カイエンがともに新型へと世代交代っしたが、それに合わせて血縁関係のあるアウディQ7にも改良の手が加えられた。その目玉となったのが、パワートレーン系の一新。Motor Magazine誌ではその進化に注目し、ドイツ・ミュンヘンからアウディ本社のあるインゴルシュタットまで、その新しいガソリンエンジンモデル「Q7 3.0TFSIクワトロ」の試乗テストを行っている。今回はその模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年7月号より)
ガソリンエンジンを従来の3.6 V6と4.2 V8を3L V6 SCに一本...