伝説として始まり、革新へと至ったスーパーカーたち。1970年代の懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまで紹介していこう。今回は、ランボルギーニ チェンテナリオだ。

ランボルギーニ チェンテナリオ(LAMBORGHINI CENTENARIO:2016)

画像: チェンテナリオにはスパイダーも設定され、クーペ/スパイダーとも各20台の限定生産だった。

チェンテナリオにはスパイダーも設定され、クーペ/スパイダーとも各20台の限定生産だった。

ランボルギーニは2016年のジュネーブ モーターショーで、スペシャルモデルをワールドプレミアさせた。その名は「チェンテナリオ(Centenario)」。車名はイタリア語で100周年(英語のセンティニアル/centennial)を意味する。つまり、ランボルギーニ社の創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念したモデルだ。

当時のフラッグシップであるアヴェンタドールをベースに、先進技術を先行導入している。カウンタックから継承されている、ランボルギーニのフラッグシップのアイデンティティでもあるウエッジシェイプのスタイリングはもちろん踏襲されているが、さらに進化させたものとなった。

2013年に発表されたヴェネーノほどの尖ったデザインではないが、フロントグリルからアンダースポイラーの造形や、大型の垂直フィンを6個も備えたディフューザー形状のリアエンドなど、ただものではないスタイリングだ。

画像: カーボンファイバーとアルカンターラがふんだんに使われたインテリア。操作パネルは液晶モニターだ。

カーボンファイバーとアルカンターラがふんだんに使われたインテリア。操作パネルは液晶モニターだ。

カーボンファイバー製のモノコックはもちろんアヴェンタドール譲りだが、ボディの外板からインテリアの各部に至るまでカーボンファイバーを多用しており、車両重量は1520kgに抑えられている。リアエンドにはリトラクタブル式の速度感応型可変スポイラーが備わり、ホイールのスポークには放熱効果を高めるカーボンファイバー製のファンも装着されていた。

パワーユニットは、のちに登場するアヴェンタドール SVJ(イオタ)にも搭載されたもの。つまり、V型12気筒DOHCの排気量は6498ccだが、最高出力は770psに引き上げられ、パワー/ウエイトレシオは1.97kg/psを誇る。公称のパフォーマンスは、最高速度が350km/h、0→100km/h加速が2.8秒、0→300km/h加速が23.5秒だ。

7速AMTのトランスミッションや4WDシステムもアヴェンタドールから踏襲されているが、ランボルギーニとしては初めて4WS(四輪操舵)を採用した。低速走行時に後輪が前輪とは逆位相に転舵して最小回転半径を小さくし、高速走行時には同位相に転舵して安定性を向上させる。車両価格は175万ユーロ(当時のレートで約2億1700万円)とされていた。

画像: ルーフから一体となったリアセクションは、アヴェンタドールとはまったく異なるデザインだ。

ルーフから一体となったリアセクションは、アヴェンタドールとはまったく異なるデザインだ。

ランボルギーニ チェンテナリオ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4924×2062×1143mm
●ホイールベース:2700mm
●車両重量:1520kg
●エンジン種類:60度V12 DOHC
●総排気量:6498cc
●最高出力:770ps/8500rpm
●最大トルク:700Nm/5500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・90L
●トランスミッション:7速AMT
●駆動方式:リア縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後355/25ZR21

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