サイズも価格も、キャラクターも真逆。メルセデス・ベンツのコンパクトモデル、CLA180 アーバンスターズと、ラージSUVのGLE450d 4マティック クーペ スポーツコアに試乗し、いまのメルセデス・ベンツが大切にしている「上質さ」の正体を探った。(撮影:平野 陽)

お買い得モデルが追加された

画像: 2025年6月に450dに追加された「スポーツコア」。人気のエアサスペンションを標準装備としたまま、各装備の見直しで価格を抑えた。また同時にエントリーモデル300dの価格改定も行われた。

2025年6月に450dに追加された「スポーツコア」。人気のエアサスペンションを標準装備としたまま、各装備の見直しで価格を抑えた。また同時にエントリーモデル300dの価格改定も行われた。

画像: 2025年6月に追加されたCLAアーバンスターズ。AMGラインやブラックホールを採用したスタイリッシュなデザインをはじめ、本革シートを全車標準装備とする。それでいて価格は従来モデルよりも抑えた609万円となる。

2025年6月に追加されたCLAアーバンスターズ。AMGラインやブラックホールを採用したスタイリッシュなデザインをはじめ、本革シートを全車標準装備とする。それでいて価格は従来モデルよりも抑えた609万円となる。

2025年6月、プレミアムコンパクトであるCLAに新たに設定された「アーバンスターズ」は、人気のAMGラインをベースに、本革シートやマルチビームLEDヘッドライト、アダプティブハイビームアシスト・プラスなどを標準装備。それでいて従来モデルより価格を抑えた、満足感の高い仕様となっている。一方のGLE450d 4マティック クーペ スポーツコアは、エアサスペンションを残しながら装備内容を見直すことで、価格を抑えたモデルだ。

まず試乗したのはGLEクーペ。その体格にふさわしい、ゆったりとした乗り味は、まさに巨大な船のようである。全幅は2020mmと堂々たるサイズだが、意外にも車幅感覚がつかみやすく、運転はしやすい。都内でもこのクルマを多く見かける理由のひとつは、ここにあるのだろう。

ISG付き3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンは、とにかく滑らか。室内にいる限りディーゼル特有のサウンドはほとんど感じられず、750Nmという圧倒的なトルクによって、どの速度域からでも余裕ある加速を見せる。言われなければ、大排気量NAエンジンに乗っているように錯覚するほどだ。

それゆえ高速巡航は実に快適。前述した船のような安定感も相まって、ロングドライブの快適性は折り紙付きである。上質な室内空間と出来のいいシートによって、お世辞抜きでどこまでも走っていけそうな感覚になる。ちなみに航続距離表示は1000kmを示しており、理屈の上では東京から北は北海道、南は九州まで無給油で走れてしまいそうだ。

GLEの快適さは車両価格1393万円というプライスタグを見れば納得できるが、意外だったのは、その約半分となる609万円のCLAの完成度である。

This article is a sponsored article by
''.