旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」が、各地で実施し好評を博している「旧車キャラバン」。2025年10月から愛知県長久手市のトヨタ博物館で実施されると聞いて、さっそく申し込んでみた。お目当ては2002年式「A80スープラ」。A90の最終型RZを借り出して、貴重な新旧乗り比べを愉しんだ。(写真:永元秀和<90>/神原 久<80>)

2時間8000円のレンタル料は実は安い!?そこにある「チャンス」は見逃せない

新車・中古車などをサブスクで提供する「KINTO」から、「特選旧車」をトヨタ博物館でレンタルします!というニュースリリースが届いたのは、2025年9月半ば頃のこと。そのサービスの一環である旧車コミュニティ「ヴィンテージクラブ(Vintage Club) by KINTO」が開催する特別なレンタカー体験のひとつだ。名付けて「博物館キャラバン」。

画像: 80スープラの前後重量配分は直進安定性を狙った54:46だったが、90スープラはダイナミック性能重視の50:50となっている。

80スープラの前後重量配分は直進安定性を狙った54:46だったが、90スープラはダイナミック性能重視の50:50となっている。

そもそもトヨタの歴史的名車たちを復刻、公道でハンドルを握ることができるというなんともユニークなその取り組みには、以前から興味があった。今回はその特別版。四国自動車博物館に続いて、トヨタ博物館で、2025年10月8日~12月19日の日程で開催された。

キャラバンでは100系チェイサー、初代セルシオもラインナップされていたが、今回のターゲットはA80スープラ(以下、80)一択だった。折よく、トヨタ博物館で日本発のドメスティックな人気モデルたちを集めた特別展示が始まっていたこともあり、相乗りを決意。慌ててKINTOのHPを検索、ラッキーなことに枠を抑えることができたのだった。

レンタル料は2時間で8000円、これに3000円の保険がかかって、トータル1万1000円を振り込んだ。決して安い! とは言い切れない。けれどしばらくしてから改めて、レンタルの空きを調べてみたら、最終日まですべて埋まっている。多くのファン(それもそうとうマニアックなところの)が「それだけの価値あり」と感じているのだろう。

折しも、そんな80から20数年を経て、再び「スープラ」というクルマが伝説になる時がやってきた。後継となるA90系(通称。正式にはDB)「GRスープラ」(以下、90)が2026年3月をメドに生産を終了する。もちろんまだまだ現役、「ちょいふる」ではないけれど今、その走りを記憶に残しておきたいクルマであることに変わりはない。

国内外で300台が設定された限定車「A90ファイナルエディション」の抽選には玉砕しただけに個人的にもやっぱり気なる。というワケで、90の広報車で80に逢いに行くべく、おそらくは「最後」のロングツーリングに出かけることにした。もちろんグレードはRZ、6速MTを選んでいる。

画像: 短めのストロークとほどよい剛性感。いい意味でスイッチのように、素早く確実にシフトチェンジできる。

短めのストロークとほどよい剛性感。いい意味でスイッチのように、素早く確実にシフトチェンジできる。

画像: 走っている間は、エンジン音だけでなく「いろいろな音」がしていたのはご愛敬。6速MTはゲトラグ製だ。意外なほど剛性感はあるけれど、それでも前後左右のストロークはそれなりに大きい。

走っている間は、エンジン音だけでなく「いろいろな音」がしていたのはご愛敬。6速MTはゲトラグ製だ。意外なほど剛性感はあるけれど、それでも前後左右のストロークはそれなりに大きい。

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