プリウスよりも小型かつ低価格であるコンパクトカー
コンパクトクラスのハイブリッドカーとして、昨年(2011年)末の12月26日に発売が開始されたアクア。月販目標台数は1万2000台と発表され、その製造は全量がトヨタグループの関東自動車工業岩手工場で生産される。ラテン語で「水」を意味するアクアというモデル名は、水のように自由な広がりを持つことで、従来のハイブリッドカーのイメージにとらわれることなく、より多くのお客様に楽しんでいただけることを願って命名したという。
トヨタは1995年の東京モーターショーでプリウスのプロトタイプを発表し、そして1997年から世界初の量産ハイブリッドカーである初代プリウスの販売を開始した。つまり量産型ハイブリッドカーに関して、すでにあらゆる面で17年もの経験を積んでいるわけでその豊富なノウハウは他の自動車メーカーが一朝一夕に追いつけるものではない。それだけに、プリウスよりも小型かつ低価格であるコンパクトカー市場に向けて投入されたアクアへの期待と興味は高かった。
アクアのモデルラインナップは、L(169万円)/S(179万円)/G(185万円)という3種類。パワートレーンはすべて共通で、最新の1.5Lハイブリッドシステム(THS II)を搭載して、JC08モード走行35.4km/Lを達成している。ちなみに10・15モード走行燃費は、14インチタイヤを装着して装備品を割り切った車重1050kgの「L」が40.0km/L、車重1080kgの「S」と「G」で37.0km/Lを実現している。

後席の室内空間をしっかりと確保していることが外観からもわかる。
またアクアは、コンパクトモデルらしく標準モデルの装備類を基本的なものに抑えたのも特徴のひとつである。
スマートエントリーパッケージ、LEDヘッドランプパッケージ、ツーリングパッケージ(195/50R16タイヤ&アルミホイール、大型リアルーフスポイラー、ヘッドランプスモークエクステンション、専用サスペンション、専用ステアリングアシスト特性)、オーディオパッケージなど合計7種類が用意されたパッケージオプションと他のメーカーオプション、ディーラーオプションを組み合わせて、希望する仕様に仕上げて欲しいというスタンスなのだ。
