内外装の質感もアップし、お買い得感が高まった
この走行性能の向上は、オフロードでも体感できた。新デザインを採用したセンターコンソール上にはダイヤル式からスイッチ式に変更されたテレインレスポンスの切り替えがある。「オンロード」「草・砂利・雪」「泥・轍(わだち)」「砂地」の4モードから、状況に応じて選択する。グリップの変化を0.15秒で検出し、前後トルク配分を最適化する4WDシステムだ。
そのトルク配分の絶妙なことは、試乗車のタイヤがノーマルのコンチネンタル クロスコンタクトのままで、すべてのセクションをこなしたことでも分かってもらえるだろう。

テストコースでは、こんなシチュエーションでの走行も試したが、さまざまな路面を問題なくクリアしてくれた。
新しい機能では、センターコンソール上の電子制御式パーキングブレーキが緊急ブレーキとしても使えるようになった。走行中にパーキングブレーキを引くと、緊急停車することができる。オンロードでは新設計されたサブフレームの効果もあり、ボディ剛性の高さを実感できた。高速走行での安定感の高さがグンと向上している。
新型の外観では、LEDヘッドランプを採用したところが大きな変更点だ。内装では、インパネのデザインが変わり質感が向上した。装備もオプションだが、825W/17スピーカーのオーディオを用意するなど、上級志向が感じられる。それでも車両本体価格は、先代の直6モデルよりも35万円も安い設定となった。同じエンジンを搭載して、やや小ぶりのレンジローバー イヴォークよりも51万円も安いのだ。
このクラスで実用的なインポートSUVを探しているのなら、この新型フリーランダー2は候補として外せない1台となるだろう。

インパネのデザインも一新され、質感が向上した。日本仕様は右ハンドルのみの設定になる。
ランドローバー フリーランダー2 2.0 Si4 主要諸元
●全長×全幅×全高:4515×1910×1740mm
●ホイールベース:2660mm
●車両重量:1820kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1998cc
●最高出力:177kW(240ps)/5500rpm
●最大トルク:340Nm(34.7kgm)/1750rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●JC08モード燃費:9.0km/L
●タイヤサイズ:235/65R17
●当時の車両価格(税込):399万円



