2026年3月29日、F1世界選手権第3戦日本GPが三重県の鈴鹿サーキットで開催され、メルセデスのキミ・アントネッリが前戦中国GPに続き2連勝を達成。2位にマクラーレンのオスカー・ピアストリ、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。グリッド最後列からスタートしたアストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールこそリタイアしたものの、フェルナンド・アロンソが18位で今季初完走を果たした。

セーフティカーで一転、アントネッリがトップに浮上

だが、まさにラッセルがピットアウトした直後、思わぬアクシデントが起きる。ハースのオリバー・ベアマンがヘアピン立ち上がりからスプーンカーブにかけての加速区間でコースを外れ、大クラッシュを喫してしまったのだ。これでセーフティカーが出動。すかさずピットに飛び込んだアントネッリはタイムロスを最小限にタイヤ交換を済ませ、ここで労せずして首位に立つことになった。

ハードタイヤを履いた第2スティントでのアントネッリのペースは圧倒的だった。28周目のセーフティカー退去直後、瞬く間に2番手ピアストリとの差を1秒以上とし、その後もファステストラップを連発。最終的には13.7秒まで差を広げてトップチェッカーを受けた。

「スタートは最悪だったけど、セーフティカーは幸運だった」というアントネッリは、「第2スティントのペースは素晴らしかった。勝てて最高の気持ちだ」と破顔一笑。中国GPに続く連勝でチームメイトに9点差をつけてF1史上最年少でポイントリーダーに立った。

画像: ノリス、ルクレール、ピアストリが早めのタイヤ交換に入る中、アントネッリはステイアウトを選択。その直後に、ベアマンの激しいクラッシュによりセーフティカーが導入され、アントネッリはそのタイミングでタイヤ交換を完了した。

ノリス、ルクレール、ピアストリが早めのタイヤ交換に入る中、アントネッリはステイアウトを選択。その直後に、ベアマンの激しいクラッシュによりセーフティカーが導入され、アントネッリはそのタイミングでタイヤ交換を完了した。

画像: 日本GPのタイヤ戦略。決勝は曇り空の下で行われ、気温はおよそ18度。ほぼ全ドライバーがミディアム→ハードの戦略をとった。

日本GPのタイヤ戦略。決勝は曇り空の下で行われ、気温はおよそ18度。ほぼ全ドライバーがミディアム→ハードの戦略をとった。

バーレーンGP、サウジアラビアGPはキャンセルとなったため、次戦F1グランプリは5月1日(日本時間5月2日)に開幕する第4戦マイアミGPとなる。マイアミGPは米国フロリダ州マイマミガーデンズのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催、決勝は5月3日(日本時間5月4日)に行われる。(文:新村いつき)

2026年F1第3戦日本GP決勝 リザルト

2026年F1第3戦日本GP決勝 結果

1位 12 K.アントネッリ(メルセデス)53周
2位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+13.722s
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+15.270s
4位 63 G.ラッセル(メルセデス)+15.754s
5位 1 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+23.479s
6位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+25.037s
7位 10 P.ガスリー(アルピーヌ・メルセデス)+32.340s
8位 3 M.フェルスタッペン(レッドブル・RBPTフォード)+32.677s
9位30 L.ローソン(レーシングブルズ・RBPTフォード)+50.180s
10位 31 E.オコン(ハース・フェラーリ)+51.216s
────────────
18位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)+1周
リタイア 18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)

2026年F1ドライバーズランキング(第3戦終了時)

1位 12 K.アントネッリ(メルセデス)72
2位 63 G.ラッセル(メルセデス)63
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)49
4位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)41
5位 1 L.ノリス(マクラーレン)25
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)21
7位 87 O.ベアマン(ハース)17
8位 10 P.ガスリー(アルピーヌ)15
9位 3 M.フェルスタッペン(レッドブル)12
────────────
14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)0
18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)0

2026年F1コンストラクターズランキング(第3戦終了時)

1位 メルセデス 135
2位 フェラーリ 90
3位 マクラーレン 46
4位 ハース 18
5位 アルピーヌ16
5位 レッドブル 16
7位 レーシングブルズ 14

This article is a sponsored article by
''.