デザインと技術の両面で新たな次元へアップデート
BMWのフラッグシップ セダン、7シリーズは1977年に初代が登場。現行型は2022年に発表された7代目となる。今回、2026年4月22日にニューヨークと北京でワールドプレミアされたばかりの新型7シリーズが、その翌日には日本でも初公開された。これは、日本を「洗練された顧客のいる市場」とBMW AGが重視していることの表れだろう。
今回のアップデートはビッグマイナーチェンジといえるもので、プログレッシブ ラグジュアリーと「ノイエクラッセ(ドイツ語で『ニュークラス』の意味)」技術の融合といわれている。
エクステリアはフロントマスクから大きく変わった。枠線が光るアイコニックグローのキドニーグリル内は従来の縦桟から横桟に変更、細長いデイタイムランニングランプはより直線的に、またヘッドライトは縦型エアインテークに内蔵されるなど顔つきが変わった。リアデザインは新型iX3やi3(日本未導入)と共通する水平基調の横長テールランプが特徴的だ。ボディカラーはメタリックやフローズンカラーによる2トーンなど、500種類以上の組み合わせから自由に選べる。

ヘッドランプは細長いデイタイムランニングランプの下、エアインテーク内に備わる。周囲が光るキドニーグリル内は横桟となった。
コクピットにはBMWオペレーティングシステムXを搭載したBMWパノラミック iドライブを採用。フロントガラスの下部全体にBMWパノラミックビジョンと呼ばれる細長いディスプレイを展開し、さまざまな情報を表示。3Dヘッドアップディスプレイや17.9インチのセントラルディスプレイも備わる。助手席前には、運転席から見えない14.6インチディスプレイ「BMWパッセンジャースクリーン」が備わる。リアシート用に31.3インチのBMWシアタースクリーンを装備し、車内でのビデオ会議にも対応する。インテリアの素材にはナッパレザーやカシミアウールなど上質なものが用意され、カラーも豊富に設定されている。

リリースでは「新型7シリーズ コンセプト」とされていたが、お披露目されたクルマは日本仕様のプロトタイプなのか、ハンドル位置は右だった。
