「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、マイナーチェンジでSKYACTIVを搭載したマツダ プレマシーだ。

マツダ プレマシー(2013年:3代目マイナーチェンジ)

マツダのミドルクラス ミニバン、プレマシーは利便性に優れるだけでなく、走りもなかなかのもの。ただ、パワートレーンだけはちょっと物足りない気もしていた。そんなプレマシーに、マイナーチェンジで待望のSKYACTIV(スカイアクティブ)が搭載された。なお、フットワークに関しては基本的に変更されていない。それは、すでにほぼ完成の域に達しているとの判断があったからのようだ。

キモとなる動力性能に関しては、2Lのスカイアクティブ エンジン&ドライブを採用したことで、走りっぷりは従来型より変わったことは乗ってすぐに分かった。従来型では実際に踏んだ量よりもスロットルが大きく開いてグインと前に出る、いわゆる飛び出し感があった。ところが新型はとてもリニアで期待どおりに加速する。元気がなくなったようにも感じたのだが、こちらのほうが扱いやすく、ダイレクト感もあって運転していて楽しい。

画像: 車高の高さを巧く制御した足まわりの完成度は高く、基本的に従来型と変わってはいない。

車高の高さを巧く制御した足まわりの完成度は高く、基本的に従来型と変わってはいない。

これを可能としたのが、低速トルク特性と応答性に優れるスカイアクティブGと、高効率の6速ATにほかならない。とくにストップ&ゴーを繰り返す市街地での印象は別物だ。従来型の5速ATはスリップが大きく、エンジン回転が先に上昇して、実際の加速があとからついてくる印象だった。だが、新型はタコメーターの針の動きと車速の上昇が見事にリンクしている。これはじつに気持ちいいものだ。

画像: 2Lエンジンと6速ATにスカイアクティブ技術を採用し、JC08モード燃費はクラストップの16.2km/Lを達成。

2Lエンジンと6速ATにスカイアクティブ技術を採用し、JC08モード燃費はクラストップの16.2km/Lを達成。

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