2026年5月16日〜17日(ドイツ現地時間)にかけてニュルブルクリンクサーキット(ドイツ)で開催された第54回ニュルブルクリンク24時間レースで、SUBARU/STI(スバルテクニカインターナショナル)の88号車「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2026」(カルロ・ヴァン・ダム、佐々木孝太、井口卓人、久保凜太郎)がSP4Tクラスでクラス優勝を果たした。SP4Tクラスは排気量2L以上2.6L未満のターボ車のクラスで、フォルクスワーゲン ゴルフGTI、ヒョンデ エラントラとのバトルを制して優勝、総合でも32位に入る結果を残した。総合優勝はメルセデスAMGチーム・ラベノルの80号車メルセデスAMG GT3エボ。マックス・フェルスタッペンの参戦で注目を集めた3号車メルセデスAMG GT3エボ(チーム・フェルスタッペン・レーシング)は、レースの大部分でトップを走っていたものの、マシントラブルで後退し総合優勝を逃した。

大きなトラブルなく24時間で139周を走行

ニュルブルクリンク24時間レースは、カスタマーレーシングのGT3車両や市販車に最低限の改造が行われただけの車両、市販間近の開発車両など、市販車をベースとした車両で行われる耐久レース。世界一過酷と言われる峠道のようなコースを舞台に、200km/hオーバーのバトルが24時間にわたって繰り広げられる。過酷なコースであるため、車両トラブルも多く、完走すること自体が難しいと言われる。

「WRX S4」をベースとした88号車「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2026」は、公式予選をSP4Tクラス2位、総合68位で通過。159台が出走した決勝レースでは、SP4Tクラス予選首位の50号車ゴルフGTIを序盤に逆転し、そのまま差を広げながら、上位クラスの車両と競いながら総合順位を上げ、総合32位、クラストップでチェッカーフラッグを受けた。

24時間レースでの総周回数は139周、SP4Tクラスでは2024年以来、2度目の優勝とななった。なお総合優勝した80号車メルセデスAMG GT3エボの周回数は156周だった。

画像: 「WRX S4」をベースとした車両(SP4Tクラス)で参戦し、上位クラスの車両と競いながら完走。

「WRX S4」をベースとした車両(SP4Tクラス)で参戦し、上位クラスの車両と競いながら完走。

昨年2025年は、SP4Tクラスのポールポジションを獲得して優勝を狙ったが、中盤に発生したアクシデントでボディにダメージを負い後退。懸命の修復でレースに復帰して怒濤の追い上げを見せたが、クラス2位に終わった。それだけに今回の完勝は大きな意味があるものになった。

総監督を務めたSTI開発副本部長の高津益夫氏は、レース後、「ニュルブルクリンクは、一般道をハイスピードで走行するような特性を持つサーキットです。このような環境でクルマを鍛えることは、量産車につながる技術のさらなるレベルアップに加え、お客様により魅力的な商品をタイムリーにお届けすることに直結すると、あらためて実感しました」と語っている。

第54回ニュルブルクリンク24時間レース SP4Tクラス 結果

1位:88 SUBARU WRX NBR 138周
2位:50 Golf GTI Clubsport 24h 117周
3位:302 Hyundai ELANTRA N1 90周
4位:303 Hyundai ELANTRA N1 89周
5位:76 Golf GTI Clubsport 24h 41周

画像: SUBARU/STIのスタッフに、全国のディーラーから選ばれたメカニックを加えたメンバーで戦った。ドライバーはカルロ・ヴァン・ダム、佐々木孝太、井口卓人、久保凜太郎が務めた。

SUBARU/STIのスタッフに、全国のディーラーから選ばれたメカニックを加えたメンバーで戦った。ドライバーはカルロ・ヴァン・ダム、佐々木孝太、井口卓人、久保凜太郎が務めた。

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