「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、マイナーチェンジでSKYACTIVを搭載した、マツダ デミオとアクセラだ。

あえてSKYACTIV付きを選ぶ価値はありそうだ

一方、アクセラのシートに座るとそのドライビングポジションのピッタリ感が気に入ってしまった。シートの形状、そしてサポート性はとてもに高く、ワインディングロードをそれなりに攻めても不足はない。

ハンドリングはコーナリング限界域に近づいてもサスペンションがしっかりと踏ん張り、スタビリティは高い。2LのスカイアクティブG+6速ATのコンビネーションは、1330kgという車両重量にうまくマッチしている。低速から高速まで、まんべんなくトルクがある。静粛性が高いこともあり、いつの間にか速度が上がっている。

画像: アクセラにはセダンとハッチバックのスポーツがあるが、今回はスポーツの最上級グレード、20S-SKYACTIVに試乗した。

アクセラにはセダンとハッチバックのスポーツがあるが、今回はスポーツの最上級グレード、20S-SKYACTIVに試乗した。

アクセラはラック&ピニオン式のスポーティなステアリング機構に電動油圧式パワーステアリングを採用していて、極低速域では駐車などが楽な軽さで取り回しも良い。ただ、中速域でも操舵感が希薄なことが少し気になった。

それでも、ただのハッチバックではないスタイリッシュに凝ったデザインや、Bピラー以降の使い方をリアシートの居住性よりもトランクの奥行きの広さにより多く配分しているところは、従来型と変わらない。これらはライバルとは違う、アクセラのウリでもある。

デミオとアクセラの2台は、フルではない「セミ」スカイアクティブ搭載車だが、前述のような現行モデルのデザインなどが気に入っているのなら、それにスカイアクティブという付加価値が加わったことで、選ぶ価値は十分にあるといえるだろう。

画像: デミオに次いで2011年9月にSKYACTIVを採用。2LのSKYACTIV-Gは154psと194Nmを発生する。

デミオに次いで2011年9月にSKYACTIVを採用。2LのSKYACTIV-Gは154psと194Nmを発生する。

マツダ アクセラスポーツ 20S-SKYACTIV 主要諸元

●全長×全幅×全高:4460×1755×1465mm
●ホイールベース:2640mm
●車両重量:1330kg
●エンジン:直4 DOHC
●総排気量:1997cc
●最高出力:113kW(154ps)/6000rpm
●最大トルク:194Nm(19.8kgm)/4100rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・55L
●JC08モード燃費:16.4km/L
●タイヤサイズ:205/50R17
●当時の車両価格(税込):215万円

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