マンスリーレポート第3回は、SUBARUフォレスター S:HEVモデルのトップグレードとなる「Premium S:HEV EX」を試乗する。前回のX-BREAK S:HEV EXと同じパワートレーンを搭載しながら、その印象は大きく異なっていた。上質な内外装に加え、高速巡航で際立つ快適性と安定感にも注目しながら、最上級仕様ならではの魅力を検証してみた。(Motor Magazine 2026年6月号に掲載した内容をWeb用に再編集)
トップモデル「Premium S:HEV EX」に試乗
SUBARUフォレスターのマンスリーレポート、第3回の車種はトップグレードとなるPremium S:HEV EXだ。前回のX-BREAKと同じ2.5L水平対向4気筒エンジン+モーターによるストロングハイブリッドを搭載するが、内外装をはじめ、そのキャラクターは大きく異なる。
例えばエクステリアでは、X-BREAKが無塗装ブラックのフロントバンパーやサイドクラッディングを備えるのに対し、Premiumはダークグレー加飾を施し、都会的で洗練された印象を強めている。ルーフレールも大型のラダータイプではなく、控えめなロープロファイルタイプを採用。ホイールもX-BREAKの18インチダークメタリック塗装に対し、Premiumには19インチのダークグレー塗装+切削光輝タイプが与えられる。
インテリアの印象も大きく異なる。X-BREAKが撥水性の合成皮革シートにブラック/グレー内装、グリーンステッチというアウトドア志向の仕立てだったのに対し、試乗車は本革シート装着車。ブラウンとブラックでまとめられた室内は、まるでプレミアムSUVのような上質さを感じさせる。
意外にも、この2台はともにEX(アイサイトX搭載仕様)で比較すると装備差は大きくない。価格差は12万1000円。選択の決め手は、内外装の好みや、本革シート(オプション)などの上級装備を求めるかどうかになりそうだ。

本革シート装着のPremium EXは、前回のX-BREAKのタフギア感が薄れ、より洗練された室内空間となる。
