2026年7月22日、BMWジャパンは電動SUVモデル「新型 iX3」を正式発表し、販売を開始した。iX3はX3の電動化バージョンにあたり、BMWが次世代戦略の中核に据える「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」の市販車両第1弾となる。すでに同年5月から優先商談受付を行っているが、今回いよいよ正式発売となった。納車は同年7月下旬以降を予定している。

今後のBMWの新たな時代を切り拓く象徴的モデル

2003年に誕生したX3は、武骨なSUVとは明確に一線を画すデザイン、そして俊敏で爽快な走りを兼ね備えていた。BMWみずからがSAV(スポーツ アクティビティ ビークル)と呼ぶ都会派SUVで、他のBMWモデルと同様に、50:50の理想的な前後重量配分やスポーティで俊敏なハンドリング性能、インテリジェント四輪駆動システム「xDrive(エックスドライブ)」などを採用して、新たなセグメントを確立した。

2024年に登場した現行型X3は、誕生から第4世代に進化し、BMW Xモデルとして初めてキドニーグリルに斜めのデザインを取り入れるとともに立体的なプレスラインを採用することで、一層スポーティな印象に生まれ変わっている。

「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse/ドイツ語で新しいクラスを意味する)」は、1960年代初頭にBMWが投入した革新的なモデル群で、現在のBMWブランドの礎を築いたことで知られる。1961年のフランクフルトモーターショーでデビューした「ノイエ・クラッセ」は、軽快な走行性能と実用性を兼ね備えたスポーティなセダンという新たな市場を切り拓き、その後の3シリーズや5シリーズへとつながるブランドの成長基盤を確立した。

新型iX3は現在におけるBMW成功の出発点として位置付けられ、当時と同様に、新しい「ノイエ・クラッセ」は今後のBMWの新たな時代を切り拓く象徴として重要な存在となる。

画像: リアはBMW伝統のL字型テールライトを最新のデザイン言語でアレンジ。力強くスポーティなデザインを完成させている。

リアはBMW伝統のL字型テールライトを最新のデザイン言語でアレンジ。力強くスポーティなデザインを完成させている。

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