(取材協力:オートバックス東京ベイ東雲)

ミッドシップ・オープン2シーターだった初代のスタイリングイメージを踏襲。サイドのエアインテークも継承している。

コクピット背後のダブルバブル風形状も踏襲された。リアバンパー下部はディフューザー形状になっている。

フロントマスクは初代とはかなり雰囲気は変わった。全幅は1.7mをわずかに超えるので、3ナンバーとなる。

全長は3865mm、ホイールベースは2370mm。オプションのソフトトップは装着に手間がかかるので、雨が降ったら乗るのはやめよう…。

標準のボディカラーはソリッド4色(白、黒、黄、赤)、メタリック2色(シルバー、ガンメタ)で、撮影車のオレンジは特別色だ。

ミッドシップ搭載されたモーター&制御ユニット。奥(コクピット側)にバッテリーを搭載。手前左に充電ポート(CHAdeMO/200V)。

オーディオやエアコンは非装着のシンプルなコクピット。ステアリング右にライト&ウインカー、左にワイパーのレバー。

メーター中央のバーグラフがバッテリー残量。その上に速度、下にポジション、両脇にバッテリーやモーターなどの温度を表示。

ステアリングコラムの左には、右からシフトセレクター(P-R-N-D)、ハザード、非常停止用ボタンが並ぶ。

ハードなコーナリングにも対応するRECARO製のタイトなフルバケットシートを装着。ロールバーも備わる。

ラジエターなどはないからフロントセクションはスカスカ。オプションでカーゴボックスを設定する予定だ。

タイヤは前後異サイズのピレリPゼロ ネロ。シンプルなスポークデザインのSSR製アルミホイールも似合っている。
トミーカイラ ZZ 主要諸元
全長×全幅×全高:3865×1735×1140mm
ホイールベース:2370mm
重量:850kg
パワーユニット:三相誘導モーター・130kW
最高出力:225kW(305ps)
最大トルク:415Nm(42.3kgm)
ミッション:なし
タイヤ:前205/45ZR17、後225/45ZR17
価格:864万円