ダットサン 1000セダン「富士号」(1958年 オーストラリア一周ラリー クラス優勝車)
1958年8月20日〜9月7日に開催された、オーストラリア一周ラリー「モービルガス・トライアル」に、2台のダットサン 1000セダン(210型)が挑んだ。
日産はこのラリーが国際競技への初挑戦で、この富士号は19日間・1万6000kmを走破し、1000cc以下のエンジン搭載車のAクラスで優勝、総合でも完走34台中25位となった。

986ccの直4・OHVエンジンは34ps/6.6kgmしかなかったが、見事にクラス優勝を獲得した。

ボンネットには富士山と桜、そして日本とオーストラリアの国旗が描かれていた。

1957年のオーストラリア一周ラリーに参戦したトヨペット・クラウン(レプリカ)と並んで展示されていた。
ブルーバード 1600SSS(1970年 東アフリカ サファリラリー 日本車初総合優勝車)
1970年の第18回東アフリカ サファリラリーにおいて、3代目ブルーバード 1600SSS(510型)をベースにしたラリーマシン(直列4気筒1595cc・130馬力)が、総合/クラス/チームの各部門を制し、国産車として初の3冠完全制覇を達成。日産自動車が同ラリーに初挑戦してから、8年目にしての快挙だった。

1.6LのL16型直4SOHCはソレックス44PHHを2連装し、130ps/16.0kgmにチューンされていた。

全長4070×全幅1660×全高1405mm。車重は965kg。タイヤは前後とも185/70R13。

石原裕次郎主演の映画「栄光への5000キロ」(1969年公開)にも登場して有名になった。
フェアレディ 240Z(1971年 東アフリカ サファリラリー 優勝車)
510型ブルーバードの後継モデルとして参戦した1971年の第19回サファリラリーで、初出場ながら見事に総合優勝を獲得。また、2位にも240Zが入り、日産のサファリラリー2年連続制覇を1-2フィニッシュで飾った。エンジンは、直列6気筒SOHC・2393ccのL24型を210馬力にチューンしたものを搭載。

2.4LのL24型直6SOHCは210ps/23.5kgmにチューン。フェンダーのヘコみが歴戦を物語る。

全長4115×全幅1630×全高1305mm。車重は1000kg。ブレーキは前Vディスク/後アルミフィン付きドラム。

リアバンパー上にはスタックしたときにナビゲーターなどが乗るステップが付けられていた。
なお、モータースポーツヘリテージでは、今までどおりトヨタの歴代WRCマシンも併せて展示されている。
これらのモデルについても、あらためて紹介していく予定だ。

以前に取材したときと配置は換わっていたが、7台のWRCマシンを展示していた。