
全長と全高は先代とほぼ変わらないが、全幅はおよそ40mm広げられ1940mmとワイドになった。

先代では大きなサイドパネルが特徴的だったが、新型ではサイドインテークまわりだけの小型になった。

ヘッドライトはLED。グリルやエアインテークなどに六角形をデザインモチーフとして使っている。

全長は4.5m以下なので、さほど大きさは感じない。ホイールベースは2650mmで、NSXより20mm長い。

撮影時は収納されているが、リアエンドに速度感応式リアスポイラーを装備。マニュアル操作も可能。

5.2LのV10自然吸気DOHCエンジンをミッドシップ搭載し、アウディ得意のクワトロシステムで4輪を駆動する。

モノポスト風デザインが特徴的なインテリア。ステアリングは下部をカットして操作性を向上している。

メーターは全面モニターのバーチャルコクピット。全面をナビの地図画面にするなど、表示のアレンジは可能だ。

ミッションは7速Sトロニック(DCT)。ステアリングにパドルシフトも備わる(右がアップ/左がダウン)。

ファインナッパレザーのシートは標準装備だが、ダイヤモンドステッチ入りはオプションとなる。

フロントに備わるトランクの容量は100L。広くはないが、深さはあるので多少の荷物は積める。

タイヤは前後異サイズのコンチネンタル・スポーツコンタクト6。セラミックブレーキはオプション。
アウディ R8クーペ V10 5.2FSIクワトロ 主要諸元
全長×全幅×全高:4425×1940×1240mm
ホイールベース:2650mm
重量:1690kg
パワーユニット:V10 DOHC・5204cc
最高出力:397kW(540ps)/7800rpm
最大トルク:540Nm(55.1kgm)/6500rpm
ミッション:7速DCT
タイヤ:前245/35ZR19、後295/35ZR19
価格:2456万円