今回のスポーツカー写真館は、「ベイビーランボ」とは呼ばれるもののV10エンジンを搭載したウラカン、それもスパイダーだ。では、そのプロフィールを見ていこう。

六角形をモチーフにした基本デザインは、クーペと変わらない。ソフトトップは約17秒で電動開閉する。

オープン化されてもデザインに破綻はない。エアロダイナミクスやボディ剛性も損なわれていない。

5.2LのV10エンジン本体は、ほとんど見えない。ミッションは7速DCTで、車名のとおり後輪のみを駆動する。

インテリアも六角形のモチーフを多用。ステアリングにはウインカーやワイパーのスイッチをセット。

メーターは全面液晶モニター。カーナビの地図など、さまざまな情報の表示が可能だ。

センターダッシュ上部はサブメーター、その下にハザードやウインドーのスイッチ、エアコンやオーディオの操作パネル。

7速DCTはシート間のスイッチで操作し、パドルでも変速可能。赤いカバーに覆われているのがエンジンスターター。

インパネ左下にライトのスイッチ類が並ぶ。全体的にスイッチ類は、けっこう多い。

ブラックとホワイトの“バイカラー”と呼ばれるシート。座面とシートバックには六角形のステッチが入る。

フルオープンボディでも、0-100km/h加速は3.6秒、最高速は319km/h! そんなに出さなくても、乗れば楽しい!
ランボルギーニ・ウラカン RWDスパイダー 主要諸元
全長×全幅×全高:4459×1924×1180mm
ホイールベース:2620mm
重量:1542kg
エンジン:90度V12 DOHC・5204cc
最高出力:449kW(610ps)/8250rpm
最大トルク:560Nm(57.1kgm)/6500rpm
ミッション:7速DCT
タイヤ:前245/30R20、後305/30R20
価格:2788万5924円