(タイトル写真は、右からカムリ アンバサダーのテリー伊藤氏、ミッドサイズ・ビークルカンパニーの吉田プレジデント、勝又チーフエンジニア)
TNGAに基づきプラットフォームやパワートレーンなどすべてを一新
新型カムリは、「性能」「智能」を突きつめることで「官能」をもたらす心揺さぶる上質セダンをコンセプトに、TNGAに基づきプラットフォーム、ユニット、電子系など全ての部品をゼロから開発することにより、エモーショナルで美しいデザイン、意のままの走り、上質な乗り味を実現した。
また、運転のしやすさを追求したHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)、上質で仕立ての良い室内空間、最新の予防安全装備の充実など、新たな上級ミッドサイズセダンとして進化させた。

G レザーパッケージ。ボディカラーは訴求色のエモーショナルレッド。

G レザーパッケージは235/45R18タイヤとアルミホイールを標準装備。
スタイリングは、TNGAに基づきエンジンおよび乗員レイアウトを下げることで、低重心シルエットのエモーショナルで美しいデザインを実現した。
キーンルックを進化させたフロントマスク、低重心感を表現したサイドビュー、ショルダーを張り出して上級な車格を感じさせるリアビュー、LEDのランプ類など、従来までのカムリとは一新したデザインは、なかなかダイナミックだ。

Xはフロントのロアグリルがブラックメタリック(Gは金属調塗装)となる。

Xは205/65R16タイヤにスチールホイール+カバー、リアコンビランプは一部がバルブタイプとなる。
インテリアもTNGAに基づき、部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えたほか、エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げ、視界を良くするなど、新しいパッケージによるスポーティかつ広がり感のある空間を実現している。

G レザーパッケージのインパネ。フラッシュサーフェスデザインのセンタークラスターパネルが特徴的だ。

G レザーパッケージは車名のとおり本革シートを採用。運転席は8ウエイ、助手席は4ウエイの電動アジャスト。

おとな3人が座っても十分な広さのあるリアシート。シートバックは6:4分割可倒式。
パワートレーンは、2.5L直4のTNGA新エンジン A25A-FXS型とハイブリッドシステム(THS II)を組み合わせ、エンジンは131kW(178ps)/221Nm(22.5kgm)、モーターは88kW(120ps)/202Nm(20.6kgm)を発生。システム全体では、155kW(211ps)を発生する。
JC08モード燃費は同排気量クラストップレベルとなる33.4km/Lで、低燃費と優れた動力性能と両立している。

2.5Lの新エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせは、システム全体で155kW(211ps)を発生する。
価格(税込み)は、Xが329万4000円、Gが349万9200円、G レザーパッケージが419万5800円。
駆動方式はFFのみ。

発表会場にはTRDのエアロパーツセット装着車も展示されていた。

発表会場にはモデリスタのエアロキット装着車も展示されていた。
新型カムリのキャッチフレーズは「ビューティフル・モンスター」。
世界的にSUV人気が続くクルマ業界だが、トヨタは新型カムリでセダン回帰を目指す。
なお、カムリのOEM供給モデルであるダイハツ・アルティスも、同時にフルモデルチェンジされた。
トヨタ・カムリ G 主要諸元
全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm
ホイールベース:2825mm
重量:1570kg
パワーユニット:直4DOHC+モーター・2487cc
最高出力:131kW<178ps>/5700rpm+88kW<120ps>
最大トルク:221Nm<22.5kgm>/3600-5200rpm+202Nm<20.6kgm>
ミッション:電気式無段変速機
タイヤ:215/55R17