革新的なデザイン、エモーショナルな走り、先進技術を備えたレクサスの象徴
5代目となる新型レクサスLS。GA-Lプラットフォームの採用により低く構えたスタイリングを実現し、大径タイヤの採用により力強い存在感を創出している。また、6ライトキャビンの採用により斬新なクーペシルエットが生み出されている。レクサスのアイデンティティであるスピンドルグリル、ワイド感を強調するリアまわりなど、ディテールも凝っている。

LS500 Fスポーツ。サイドグリルは専用のメッシュタイプとなる。

全長は5235mm、ホイールベースは3125mm。いまのところロングホイールベース版は設定されていない。

全幅は1900mmとかなりワイド。全高は写真のFRでは1450mm(4WDは1460mm)。

LS500hエグゼクティブ。外寸はハイブリッド仕様とまったく変わらない。

このアングルから見ると6ライトのクーペ風スタイルが強調されている。
インテリアは、運転に集中できるコクピットとフラッグシップセダンにふさわしいくつろぎの空間が融合している。ドアトリムの加飾に日本の匠の技を活かしたり、細部まで作り込まれて仕立て上げられている。

LS500 Fスポーツのインパネ。ステアリングやペダルなどは専用アイテムを採用している。

Fスポーツのメーターは、他のレクサス Fスポーツ車と同様、センター部がスライドする。

メーターのセンター部をスライドさせた状態。左側はインフォメーションディスプレイとなる。

Fスポーツのシートは専用のサポートの良いタイプ。色使いもスポーティ。

Fスポーツのリアシートはフロントとカラーデザインもコーディネートされている。

LS500h エグゼクティブパッケージのインパネ。マテリアルのクオリティは極めて高い。

Fスポーツ以外のモデルはTFT液晶式メーターを採用。ドライブモードによって色が変わる。

エグゼクティブパッケージのフロントシート。もちろん本革でフル電動アジャスト。

エグゼクティブパッケージのリアシートはリクライン可能。センターアームレストも大型だ。
搭載されるエンジンは、LS500は3.5LのV6ツインターボ+10速AT。LS500hは3.5LのV6(前者と異なるエンジン)にモーターを組み合わせたハイブリッドで、10段変速制御を行う。いずれも、駆動方式はFRと4WDが設定されている。

LS500は新開発の3.5L V6ツインターボを搭載。ミッションは10速AT。

LS500hは3.5LのV6+モーターのハイブリッド。いずれも、カバーに覆われてエンジン本体はほとんど見えない。
レクサスならではの「おもてなし」を実現する、さまざまな快適装備をはじめ、予防安全パッケージ「レクサス セーフティシステム+A」など、先進の安全運転支援システムも満載。まさに、レクサスの象徴といえるフラッグシップセダンの誕生だ。

3連ヘッドランプとL字型のクリアランスランプ、流れるウインカーなど灯火類はフルLEDを採用している。

トランク容量は写真のLS500hで430L、LS500で480L(いずれもリアエアコンなし)と、従来型より少し狭くなったが広さに不満はない。
車両価格(税込)は、LS500(FR)=980万円〜LS500hエグゼクティブ(4WD)=1680万円。