新型BMW X3はシルエットを大きく変えず、細部のデザインを上質にスポーティに
2017年9月に開催されたフランクフルト国際モーターショー(IAA)でワールドプレミアされた新型BMW X3が早くも日本で発売された。従来モデル比で全長を65mm、ホイールベースを55mm伸ばして室内空間の拡大をしながら、グレードによっては50kg近い軽量化を果たしている。全幅・全高はほぼ同じサイズだ。
フルモデルチェンジした第三世代モデルとなるのだが、従来モデルで評判のいい外観の印象・シルエットは大きく変えていない。しかし、細部を見ていくとヘッドライトやキドニーグリルなどの意匠を刷新し、よりスポーティに、そして上質感を感じるデザインとなっている。
インテリアにおいてはSUVであるXモデルならではのアクティブさと上質感を演出しつつ、メインディスプレイをタッチパネルタイプに変更して操作性を大幅に向上させている。
ラインナップは大きく分けて2種類。2L直4ガソリンターボを搭載するX3 xDrive20i(3グレード)と、2L直4ディーゼルターボ(190ps/400Nm)を搭載するX3 xDrive20d(3グレード)、計6モデルをラインナップする。価格帯は若干上がっているものの、大きな差ではなく嬉しいところ。
新型BMW X3 xDrive20d 主要諸元
全長×全幅×全高=4720×1890×1675mm ホイールベース=2865mm、車両重量=1860kg 車両総重量=2135kg エンジン=直列4気筒ディーゼルターボ 1995cc 最高出力=190ps(140kW)/4000rpm 最大トルク400Nm/1750-2500rpm 燃費=17.0km/L
新型 BMW X3 ラインナップ
X3 xDrive20i(右) 8速AT 639万円
X3 xDrive20i xLine(右) 8速AT 684万円
X3 xDrive20i M Sport(右) 8速スポーツAT 687万円
X3 xDrive20d(右) 8速AT 662万円
X3 xDrive20d xLine(右) 8速AT 707万円
X3 xDrive20d M Sport(右) 8速スポーツAT 710万円