思い起こせば2年前、欧州特許局に意匠登録されたホンダの新型スポーツカーという触れ込みで1台のミッドシップスポーツのパテント図面が流出。世界中の自動車メディアが追いかけたものの、ついにはその真相にたどり着くことはできなかった。それもそのはず、そのパテント図の正体はヴァーチャル空間にあったのだから…。
2013年から始まった“ビジョン グランツーリスモ(Vision Gran Turismo)”のプロジェクト。ソニー・コンピュータエンタテインメントのリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」の15周年記念プロジェクトとして2013年から始まったこのプロジェクトは、プロデューサー山内一典氏の呼びかけに応じた世界中の自動車メーカーが独自のコンセプトでヴァーチャルスポーツカーを制作。グランツーリスモの中で走らせることができる。
そして本日、その最新作の映像が公開された。
「ホンダ スポーツ ビジョン グランツーリスモ」。
これが、大騒ぎになったパテント図の正体だ。図面はモノクロの線画で質感やサイズ感などはよくわからなかったが、こうして見ると俄然リアリティがある。ちなみにカーボンを多用したボディはわずか899kgで、ミッドに搭載されるエンジンは1998㏄のVTECターボ。最高出力は410psを発生するという想定だ。詳しくは下記のリンクをクリックして!