レクサスRXの3列シート車「RXL」が11月29日(現地時間)から始まるロサンゼルスオートショーで世界初公開される。日本では来年1月の発売が予想されるが、気になるのは日米のレクサスが公開したティザーカットが微妙に違うところ。果たしてそこにはどんな秘密が?
まずは現地時間11月15日に北米レクサスがアップしたティザーカット(上)をご覧いただきたい。画像が暗いので少し明るく加工してみたが、注目していただきたいのはグレード名を示すエンブレム。「RX350L」とある。一方、11月16日に日本レクサスがアップしたのが下の画像だ。こちらは明るく、エンブレムは「RX450hL」となっている。
北米レクサスの画像に添えられたリリースには「RX350LとともにハイブリッドのRX450hLも発表する」とある。一方、日本レクサスのリリースには「RXの3列シートのロングバージョンを出展する」としか書かれていない。
「RX350L」は北米モデルでラインアップされている3.5LV6ガソリンエンジン搭載モデル。一方、「RX450hL」は3.5LV6ハイブリッドだ。そこで旧知の情報筋に確認してみたところ、「日本ではハイブリッドしか出ないと考えていいでしょうね」とのこと。つまり、日本で発売されるRXLはハイブリッドのみのラインアップになるということらしい。ちなみにRXとRXLのホイールベースは同じ。3列目シートが追加される「L」は、オーバーハングの延長と2列目シートのスライド量の変更で対応しているようだ。日本での発売は、RXシリーズのマイナーチェンジが行われる2018年1月下旬になりそう。