2019年5月17日に5代目となる新型スープラが発表され、17年ぶりの復活のニュースで沸いているが、その先代モデルとなる80スープラが登場したのが、いまから26年前の今日、5月24日だった。

スープラってどんなクルマ?

北米で1978年に登場したモデルが初代スープラと名づけられているが、このモデルは日本ではセリカXXという車名だった。1981年に登場した2代目北米スープラも日本ではセリカXX名で販売されており、1986年登場の3代目となる北米スープラが、日本での初代スープラという位置づけになる。

タイトルではここで紹介する80型を「4代目スープラ」と記したが、グローバルで4代目である、日本においは2代目ということになる。

当時のニュースリリースによると、テーマは「新しいスポーツカー【パフォーマンス】の実現」とともに「人、そして社会を大切に考える【優しさ】の具現化」が挙げられているのが興味深い。

リトラクタブルヘッドライトを搭載した初代70型スープラとはデザインを一新、流面的なボディになった。スリーサイズは4520×1810×1275mm。これに225ps/29.0kgmを発生する2JZ-GE型3リッター直6DOHC自然吸気エンジン、および280ps/44.0kgmを発生する2JZ-GTE型3リッター直6DOHCツインターボエンジンを用意していた。

ターボモデルには、ゲトラグ社と共同開発した、国内市場の日本の乗用車としては初となる6速MTを設定。またターボモデルのATは4速インテリジェントスポーツAT(ECT-iS)を設定していた。

モータースポーツシーンでも活躍。1995/96年にはスープラLM-GTでル・マン24時間レースにも参戦している。またJGTC/スーパーGTのGT500クラスにこのマシンで参戦、2006年にレクサスSCになるまで、4度のチャンピオンを獲得している。

スポーツモデルの人気が衰退していく時代にあって、10年近く販売されたロングセラーモデルとなったが、「平成12年度自動車排出ガス規制」に対応することなく、2002年7月に販売を終了した。同時期にFD型マツダRX-7やBNR34型スカイラインGT-Rも販売を終了している。

そして2019年5月17日、新型スープラ(GR Supra)が登場。このモデルはオーストリアにあるマグナ・シュタイヤー社グラーツ工場で生産される輸入車となる。

車両価格(当時。東京)

SZ 5速MT 290万円
SZエアロトップ 4速AT 317万円
RZ 6速MT 423万円
RZ 4速AT 398万円
GZエアロトップ 4速AT 472万円

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