2018年12月17日、トヨタ・プリウスがマイナーチェンジを受けた。そのディテールを紹介していこう。(写真:玉井 充)
基本性能はそのままに内外装デザインを変更
2015年12月にフルモデルチェンジされた現行型プリウスだが、登場以来3年を経た18年12月にマイナーチェンジされた。今回のマイナーチェンジは、内外装をより知的で洗練されたデザインに変更している。
また、専用通信機DCM(データ・コミュニケーション・モジュール)を全車に標準装備し、コネクティッドカーへ進化した。
エクステリアでは、グリル、バンパー、ランプ類などのデザインを変更し、賛否両論あったフロントマスクやリアまわりのイメージは大きく変わった。
インテリアでは、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾を採用し、上質感ある落ち着いたデザインとした。
なお、今回のマイナーチェンジは内外装デザインの変更や装備の充実などが中心で、ハイブリッドシステムなどの基本的な部分には手を加えられていない。
プリウス Aプレミアム(FF) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4575×1760×1470mm
●ホイールベース:2700mm
●重量:1380kg
●エンジン型式・種類:2ZR-FXE・直4 DOHC
●排気量:1797cc
●エンジン・モーター 最高出力:98ps・72ps
●エンジン・モーター 最大トルク:142Nm・163Nm
●JC08モード燃費:37.2km/L
●トランスミッション:電気式無段変速機
●タイヤサイズ:195/65R15
●価格(税込み):317万5200円