2019年12月にトヨタ マークXが生産終了する
クラウンとともにトヨタブランドの代表的なセダンとして長年歩んできたマークII/マークX。かつては販売台数ランキングの上位ランカーだったが、近年はセダンにとっての冬の時代……販売も苦戦していた。そのため、近く生産を終了するのではないかと言われてきた。
そして今日2019年4月24日、ついにトヨタがマークXの生産を同年12月に終了すると発表。
1968年にコロナの派生モデルとして誕生したマークIIは、時代の変化を敏感に察知・進化させつつも、FRセダンという基本コンセプトを保持したまま歩んできた。ときにはファミリーカーとして、ときにはデートカーとして、ときにはカスタマイズのベースモデルとして、登場以来50年以上にわたって、いまも愛されている。
2004年、マークXに改名して以降は、さらなる高みを目指して「美しく」、「意のままの走り」を実現するクルマとして進化してきた。
その歴史の幕をいよいよ閉じようというその前に、特別仕様車「マークX ファイナルエディション」をトヨタが発売した。
エクステリアではスパッタリング塗装の18インチアルミホイールを特別装備(2WD)し、ダークメッキのフロントバンパーモールを採用。ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)、シルバーメタリック、プレシャスブラックパール(オプション)の3色を設定する。
内装には、ブラックとレッドを配色したアルカンターラ+合成皮革のシートと、レッドを配色したソフトレザードアトリムも採用。本革巻きハンドルやシフトブーツなどの随所にレッドステッチを施すことで、スポーティな印象も際立たせている。
また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」を標準装備し、安全性能の充実を図っている。
トヨタ マークX ファイナルエディションの車両価格
250S“Final Edition”(FR):333万1800円
250S Four“Final Edition”(4WD):348万9480円