2019年6月7日、ポルシェジャパンはプラグインハイブリッドシステム(PHEV)を搭載したラージサイズSUV、「カイエン Eハイブリッド」の車両価格を発表するとともに、予約受注も開始した。

システム最高出力は462psを誇る、快速ハイブリッドSUV

ポルシェの大型SUVであるカイエン。スポーツ性をウリにする一方、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルを用意することで環境性能も重視する姿勢を示してきた。その従来型においては「カイエンS E-ハイブリッド」という名で登場し、1000万円を超えるプライスタグでラインアップされて4ドアポルシェの一角を担ってきた。

そして、2017年末にフルモデルチェンジした新型にも、PHEVグレード「カイエン Eハイブリッド」が追加されることが2019年5月に発表されていた。ただし、その時点では車両価格や発売日、詳細な車両スペックなどはまだアナウンスされていなかったが、今回、それが明らかになったわけだ。

画像: ポルシェ 新型カイエンにPHEV、カイエン Eハイブリッドが追加された。

ポルシェ 新型カイエンにPHEV、カイエン Eハイブリッドが追加された。

改めてその仕様を紹介しておこう。パワートレーンは340psを発生する3L V6エンジンと136psを発生するモーターが組み合わされ、システム最高出力は462psにも上る。最大トルクはアイドリング+αのエンジン回転数で700Nmもの大トルクを得られるという。0→100km/h加速は5秒、最高速は253km/hに達する。

またバッテリー容量は従来モデルの10.8kWhから約30%増加して14.1kWhになった。これにより電気モーターのみによる航続距離は最長44kmとなり、135km/hまで加速できる。欧州基準の燃費(NEDC)では29.4km/L〜31.3km/Lを記録しているという。

さらに日本仕様では、レーンチェンジアシストとACC(アダプティブクルーズコントロール)、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備される。

そして日本仕様のカイエン Eハイブリッドの車両価格だが、8速ATを搭載した右ハンドルで1216万円となっている。

画像: 従来モデルと同様、エンブレムやブレーキキャリパーなどに蛍光イエローが配色されている。

従来モデルと同様、エンブレムやブレーキキャリパーなどに蛍光イエローが配色されている。

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