標準車とカスタムの2本立てで、使い勝手と安全性能を追求
N-WGN(エヌワゴン)は、ホンダの軽トールワゴンだ。現行型は2013年9月に発売され、2011年11月に発売された初代N-BOXから始まった「Nシリーズ」の第4弾にあたる。スズキ・ワゴンR、ダイハツ・ムーヴ、そして三菱 eKワゴンと日産 デイズなどがライバルとなる。
今回のフルモデルチェンジでは、日本の人・街・暮らしなどを見つめ直し、通勤・通学や買い物といった毎日の運転をより心地良くするために必要な、使い勝手と安全性能を追求した。丸型ヘッドライトの採用で親しみやすくしたN-WGNと、スクエアを基調に力強さや上質感を追求したN-WGNカスタムの2タイプを設定した。
![画像: N-WGNのインテリア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/06/04/ddf8429c088adfd44dc29fc3cb504fb559f5468d_xlarge.jpg)
N-WGNのインテリア
エクステリアデザインは、円形状のヘッドライトと張りのある面で親しみやすさを表現する一方で、N-WGNカスタムではN-WGNの基本的なデザインを踏襲しながらもスクエアを基調にした佇まいで力強さや上質感を表現している。
荷室は重い荷物も載せやすいように低床化し、備え付けのボードを使うことで上下2段の積み分けや、高さのある荷物の積み込みなど、シーンに合わせてアレンジが可能。運転席まわりでは、さまざまな体格のドライバーが最適な運転姿勢を確保できるよう、ホンダの軽自動車で初めてテレスコピック&チルトステアリング機構を採用するなど、運転時の疲労軽減を図っている。
![画像: 写真左から、2段ラックモード、ローフロアモード、ビッグラゲッジモード。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/06/04/f8f257114fbd32375576a0657c91335cb007a240_xlarge.jpg)
写真左から、2段ラックモード、ローフロアモード、ビッグラゲッジモード。
先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」をほとんどのグレードで標準装備し、安心・快適な運転環境を提供する。渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズコントロールやパーキングセンサーシステムをホンダの軽自動車では初採用し、オートブレーキホールド機能なども装備する。
気になる発売時期だが、7月中旬と予想されている。現在公開されている画像は、ここで紹介しているものがすべてだが、ホンダのスペシャルホームページ(http://www.honda.co.jp/N-WGN/new)では、新型N-WGNに関する情報を順次公開していく。
![画像: 新型N-WGNとN-WGNカスタムについては、ホリデーオート2019年7月号でも紹介しています。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/06/07/e6691fccb4cddf3475a842529b82c7cb37b9cc4c_xlarge.jpg)
新型N-WGNとN-WGNカスタムについては、ホリデーオート2019年7月号でも紹介しています。