2019年8月2日、ホンダは2020年初めに日本でフルモデルチェンジを予定している新型「アコード」に関する情報をホームページで先行公開した。
既に北米などでは発売されている10代目アコード
アコードは、ホンダの中核的モデルのセダンだ。初代のデビューは1976年で、今回のモデルは10代目にあたる。アコード(調和)という車名が示すとおり、つねに「人と時代に調和したクルマ」という考えに基づいて、世界のベンチマークになるような上級セダンを目指して開発されている。
10代目となる新型アコードは、既に2017年10月に米国で発売され、北米、南米、中国、オセアニアなどで販売されている。2018年1月には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、世界的に評価は高い。
今回、ホンダから発表された写真は外観の前からだけだが、北米仕様の画像も紹介しておこう。
ちなみに、サイズは全長4880×全幅1860×全高1450mm、ホイールベースは2830mm(編集部換算値)。北米でもライバルであるトヨタ カムリとほぼ同じくらいのサイズだ。
新開発のプラットフォームに、ロー&ワイドなボディが与えられている。6ライトウインドーも採用し、インサイトなどともプロポーションは似ている。
北米仕様のエンジンは1.5Lターボ、2.0Lターボ、そして2.0L+2モーターのハイブリッド「スポーツハイブリッド i-MMD」が設定されているが、日本仕様はハイブリッドのみになるのではないだろうか。
日本向けの市販予定車は2019年10月に開幕する「東京モーターショー 2019」で初公開され、2020年初めには発売が開始される予定だ。