2019年10月1日、レクサスはスポーツサルーンのGS Fを一部改良して発売した。
GS F 専用チューンドサスペンションも改良
GS Fはレクサスのアッパーミドルサルーン、GSをベースにした4ドアのスポーツサルーンだ。いまでは貴重な自然吸気のV8エンジンを搭載し、「日常からサーキットまで、シームレスに走りを楽しめる」という“F”のフィロソフィーを追求したモデルだ。
今回の一部改良では、アルミホイールにマットブラックを、Bピラーのガーニッシュにブラックを配して、Fモデルらしい精悍なスタイリングとしている。ブレンボ製のブレーキキャリパーの色は、情熱的なオレンジか新色のブルーも選択でき、ボディカラーの8色と組み合わせが可能だ。インテリアでは、ブラック&アクセントホワイトの内装色の配色を変更し、ホワイトのアクセントを際立たせている。
足回りでは、ステアリングブッシュの剛性を高めてドライバーの意図がよりリニアに伝わるようにサスペンションを改良した。リアトーコントロールアームブラケットはアルミダイキャスト化して軽量化と高剛性を実現した。その結果、普段の走りではステアリング操作を安定させ、サーキットの限界域ではコントロール性を追求し、Fモデルらしいスポーツ走行を進化させている。
5.0L V8エンジンのパワースペック(477ps/530Nm)や、8速スピードシフトATのミッション、FRの駆動方式などに変わりはない。車両価格(10%税込)は、1144万円。