年末の恒例行事となっている「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が2019年12月6日に東京国際交流館で開催され、トヨタ RAV4が「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。トヨタ車が「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いたのは2009年のプリウス以来10年振り、また通算10回目となる。

第40回 日本カー・オブ・ザ・イヤーはトヨタ RAV4。総合力の高さを評価される

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は2019年で40回目を迎える年末恒例の伝統行事だ。今回は計35台の国産車/輸入車のニューモデルがノミネートされ、すでにその中から10ベストカーが選出されていた。

最終選考会ではジャーナリストなどで構成される60名の選考委員が投票を行い、この10台の中から1台を「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に決定した。結果は下記のとおりで、トヨタRAV4がマツダ3を抑えてイヤーカーとなった。

評価のポイントは“新時代のSUVとしての総合力の高さ”と言える。マツダ3はスカイアクティブXという独自の技術と華麗なスタイリングでアピールしたが、いま一歩、トヨタRAV4には及ばなかった。しかし、その健闘ぶりは評価されるべきものだろう。

画像: 「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」となったトヨタRAV4。最新プラットフォームに3種類の4WDシステムを採用し、ハイレベルは走りの快適性と楽しさを実現した。さらにラゲッジスペースは広く使い勝手も良好なことなどが評価された。

「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」となったトヨタRAV4。最新プラットフォームに3種類の4WDシステムを採用し、ハイレベルは走りの快適性と楽しさを実現した。さらにラゲッジスペースは広く使い勝手も良好なことなどが評価された。

一方、輸入車でBMW 3シリーズセダンが他を圧する圧倒的な得点で「インポートカー・オブ・ザ・イヤー」に選出された。BMWの同賞獲得は2015年の2シリーズアクティブツアラー/グランツアラー以来、4年ぶりのことだ。

その他、イノーベーション部門賞には「プロパイロット2.0」を搭載した日産スカイライン、エモーショナル部門賞には11年振りにフルモデルチェンジした本格的オフローダーながらオンロードでの使いやすいジープ ラングラー、スモールモビリティ部門賞には日産と三菱の共同開発で登場したデイズとeKクロス/eKワゴンが選ばれた。

なお、得点の詳細、選考委員のコメントなどは日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイトに掲載されている。

画像: 「2019-2020 インポートカー・オブ・ザ・イヤー」となったBMW3シリーズセダン。ダイナミックな走りに磨きをかけるとともに、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストなど安全快適装備も充実化したことなどが評価された。

「2019-2020 インポートカー・オブ・ザ・イヤー」となったBMW3シリーズセダン。ダイナミックな走りに磨きをかけるとともに、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストなど安全快適装備も充実化したことなどが評価された。

2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー投票結果

1位:トヨタ RAV4 436点
2位:マツダ 3 328点
3位:BMW 3シリーズセダン 290点
4位:トヨタ カローラ/カローラツーリング 118点
5位:ジャガー I-PACE 109点
6位:ジープ ラングラー 56点
7位:ホンダ N-WGN/N-WGNカスタム 54点
8位:メルセデス・ベンツ Aクラス/Aクラスセダン 53点
9位:日産 デイズ、三菱 eKクロス/eKワゴン 35点
10位:ダイハツ タント/タントカスタム 21点
※輸入車の最上位がインポートカー・オブ・ザ・イヤー

■日本カー・オブ・ザ・イヤー:トヨタ RAV4

■インポートカー・オブ・ザ・イヤー:BMW 3シリーズセダン

■部門賞
・イノベーション部門賞:日産 スカイライン
・エモーショナル部門賞:ジープ ラングラー
・スモールモビリティ部門賞:日産 デイズ、三菱 eKクロス/eKワゴン

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