アウディジャパンは2020年1月22日、セダンのA6とステーションワゴンのA6アバント、さらに4ドアクーペのA7スポーツバックに、新エンジンとなる2L 直4ターボを搭載した「45TFSI」を追加した。車両価格は740万円〜835万円となる。
※タイトル写真はA7スポーツバック 45TFSI クワトロ。

マイルドハイブリッドの採用により、低燃費と始動時のスムーズさを実現

A7スポーツバックはスタイリッシュさとリアのハッチゲートを備えた4ドアクーペで、現行モデルは2018年9月に日本で発表された2代目にあたる。また、Eクラスや5シリーズなどをライバルとするEセグメントのA6/A6アバントは、2019年3月にデビューした5代目だ。

両モデルともに日本発売からそれほど時間が経過していないこともあって、ラインアップされているグレードは、340ps/500Nmを発生する3L V6ターボエンジンと48Vのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を組み合わせたパワートレーンを搭載する「55TFSI」(1034万円〜1090万円)のみだった。

そして今回、新たなグレード「45TFSI」が発表された。車両価格は740万円〜835万円と、これまでより低価格帯に設定され、2020年1月22日から全国の正規ディーラーで販売される。

画像: A7スポーツバックとA6、A6アバントに追加されたグレード「45TFSI」。画像はA6 45TFSI クワトロ スポーツ(左)とA6アバント 45TFSI クワトロ スポーツ(右)。

A7スポーツバックとA6、A6アバントに追加されたグレード「45TFSI」。画像はA6 45TFSI クワトロ スポーツ(左)とA6アバント 45TFSI クワトロ スポーツ(右)。

搭載されるエンジンは245ps/370Nmを発生する2L直4ターボで、7速DCTが組み合わされていずれもクワトロ(4WD)システムを採用。さらに、12Vのマイルドハイブリッドシステムと0.15kWh容量のリチウムイオンバッテリーを組み合わせていることも大きな特長だ。

このシステム、クランクシャフトの動力でオルタネーター/スターター(BAS)をベルト駆動させ、エネルギー回生とスムースなエンジン再始動を実現。さらに、約8ps/60Nm(最大5秒間)を発生してエンジンのアシストをする役割も担っている。その効果は100km走行あたり最大0.3Lの燃料消費を削減(欧州測定基準)できるという。

アウディ A6/A6アバント/A7スポーツバック 45TFSI 車両価格

A6 45TFSI クワトロ:740万円
A6アバント 45TFSI クワトロ:776万円
A6 45TFSI クワトロ スポーツ:799万円
A6アバント 45TFSI クワトロ スポーツ:835万円
A7スポーツバック 45TFSI クワトロ:819万円
※いずれも、2L直4ターボ+7速DCT/4WD/右ハンドルの仕様

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