2020年1月10日からWebで開始されたGRヤリスの先行予約だが、1月23日の時点で約2000台の予約があったとトヨタは発表した。

2月14日に開幕する大阪オートメッセでも展示が決定

GRヤリスは、2020年1月10日に東京オートサロン2020の会場でワールドプレミアされた、トヨタがFIA(国際自動車連盟)世界ラリー選手権(以下、WRCと略)を勝ち抜くために作り出したホモロゲーションモデルだ。ホモロゲーションとはFIAのモータースポーツ出場に必要な型式認定で、WRCにおいてホモロゲーションを取得するにはベースとなるモデルが連続した12カ月間に2万5000台以上の生産台数が必要になる。

ワールドプレミアされたGRヤリスの特別仕様車「RZ ファーストエディション」と「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」の先行予約は1月10日からWebで開始されているが、東京オートサロン開催中の3日間で約1000台、1月23日時点で約2000台の予約が入るという人気ぶりだ。ちなみに、予約全体の約8割は「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」だという。

画像: 大きく広がった前後のフェンダーで、全幅は1800mmをオーバーする。

大きく広がった前後のフェンダーで、全幅は1800mmをオーバーする。

先行予約期間は、6月30日(火)23:59まで。この期間に予約すると、以下のような先行予約者限定の特別装備が手に入る。

「RZ ファーストエディション」

※RZ グレードがベース
●マットブラック塗装のラジエターグリル
●マットブラック塗装のフロントサイドディフューザー
●マットブラック塗装のリアスポイラー&リアバンパー

「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」

※RZ ファーストエディションの特別装備に加えて
●トルセンLSD(リミテッド スリップ デフ)
●冷却スプレー機能付き空冷インタークーラー
●BBS製 鍛造アルミホイール(マットブラック塗装)

先行予約したユーザーは、指定した販売店で7月中に商談に入る。成約後は、予約した順に優先的に生産を予定しているが、生産の都合により前後する場合もある。また先行特典としてスペシャルコンテンツを配信し、7月31日(金)までに成約すれば、以下のような特典もある。

●WRCジャパンのチケットや特別応援席など特別な体験
●GRヤリス ファーストエディション オリジナルミニカー

画像: GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションのインテリア。

GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションのインテリア。

なお、2月14日(金)〜16日(日)に大阪市のインテックス大阪で開催される大坂オートメッセ020には、エモーショナルレッドIIというボディカラーのGRヤリス特別仕様車「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション(オプション装着車)」が展示される予定だ。

GRヤリス特別仕様車の車両価格(税込)は、RZ ファーストエディションが396万円、RZ ハイパフォーマンス ファーストエディションが456万円。期間限定だが台数限定ではないから、期間中に予約すれば必ず手に入る。果たして何台のGRヤリスが、期間中に予約されるのだろうか。

画像: エモーショナルレッドIIのGRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション。

エモーショナルレッドIIのGRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション。

GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション 主要諸元(社内測定値)

●全長×全幅×全高:3995×1805×1460mm
●ホイールベース:2558mm
●重量:1280kg
●エンジン種類:直3 DOHCターボ
●排気量:1618cc
●最高出力:200kW<272ps>
●最大トルク:370Nm<37.7kgm>
●トランスミッション:6速iMT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●サスペンション(前/後):マクファーソンストラット/ダブルウイッシュボーン
●ブレーキ:4輪ベンチレーテッドディスク
●タイヤサイズ:225/40ZR18
●税込み価格:456万円

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